政府主導で始まったGoToトラベルキャンペーンですが、内容が二転三転していると批判を浴びています。
確かに、実施期間の前倒しや東京除外、キャンセル料の補填など、元々するとしていなかった事をする事にしたりしており、現場の混乱ぶりが伺えます。
二転三転を想定するべき
個人的にはこのキャンペーンは賛成です。
何故なら、僕が住んでる街が別府という温泉を資源とした観光地だからに他なりません。
僕の仕事上では観光は影響ありませんし、何なら観光客が増えると道路が渋滞して仕事にも良くない方向で影響がでます。
それでも僕が賛成する理由には、やはり別府の疲弊があります。
東京発着の除外に関して言えば、出発前にPCR検査を個人で受診する事を義務付ける事や、空港での検温などで対応できないのかとも考えます。
この様に、一人一人の意見や考えが違う中で新しい事を始めるのであれば、一発で成功させることは誰にでも不可能であり、二転三転は当たり前で、むしろそれを前提にしなければならないと思います。
ただ、全国で感染拡大が続いてる以上、今かと言われると個人的には反対ですが、やはり別府の経済を考えると反対とも思えない心境でもあります。
であるならば、やはり新規感染者が出てる都道府県からの旅行に関しては検査の義務化を強いるべきで、それをパスした人だけ旅行できる様にするのが良いかと。
皆さんそれぞれに意見や考えがあると思います。
その思いが一つになる事は、先ず不可能と考えるのが当然です。
今こそトライ&エラー
であるならば、先ずはトライして、エラーが出ればまた修正してトライする事を前提にしないと。
二転三転というと聞こえは悪くなりますが、常に最善の策を検討していて、考え抜いた上でのトライと考えるべきでしょう。
その上で行政が考えないといけないのが
①税金を投入するので国民に平等に恩恵があること
②アベノマスクの様に歓迎されないお金の使い方をしないこと
③政治家は票や派閥を意識するなど、利己を追わないこと
④誰の為の施策なのかをハッキリさせること
⑤お金の使い方を明確にし、誰かが裏でこっそり儲かったりしないこと
⑥その先のビジョンを明確に示すこと
だと思います。
『国内旅行に補助出します!!』
までは良かったと思います。
なのでGoToトラベルキャンペーン自体には賛成です。
でもね、必ず誰かが利己の為に利用しようとするんです。
それが無くならない限り、出来るだけ多くの笑顔を見る事はないでしょう。