平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

事業所を増やそうか悩んでいます。

”人は礎”

 

創業以来、なかなか安定しなかった職員さんですが、ここにきて業務の大部分を任せられる男性が入社してくれた事により、安定した業務遂行が可能になりました。

 

これまでは職業安定所やフリーペーパーなどを活用して求人活動を行っていましたが、同業の就労支援事業所での勤務経験のある方にとってはウチの会社は異色すぎた様です。

 

経験のある方の特徴としては
『福祉事業所はこうあるべきだ』

とか、

『前の事業所はこうしてるのに、なぜここではしないのか』

など、他の事業所と比べられる事もしばしば。。

 

僕からすると、

『よそと同じ事してたら高い工賃(給料)払えないじゃん?』

と思うのですが、何故か ”こうあるべきだ” を主張されます。

 

そうなると、試用期間満了と同時に『あなた、ウチには合わないんじゃない?』となったり、『作業内容がきつすぎてついていけません』となります。

 

正直、ウチの作業内容は他の事業所さんと比較しても結構過酷です。

 

でも、その仕事をするからこそ一般就労に近づき、高い工賃が発生するのです。

 

福祉事業所にお勤めだった方には、この事がなかなか理解して貰えません。。

 

 

そこで、今度は未経験者を希望するのですが、未経験の方からすると、これはこれで異色と感じたり、これまでの仕事内容がデスクワーク中心で体力無かったりと、なかなかマッチングしませんでした。

 

そうなると、結局のところ僕が現場に出るしかなく、本来の経営の仕事をする時間が取れなかったというのがこの2年間です。

 

創業から

14か月目までは『人も資金も無くて、自分が現場に出ないといけない』

16か月目までは『自分が現場に出ても、なかなか売上が上がらない』

20か月目では『売上が上がってきて、資金があっても人が居ない』

という状況が続きました。

 

そして今、27か月目にしてようやく、人と資金に余裕が生れ始めました。

 

ビルメンテ事業を中心にお客様から信頼を頂くようになり、別府市内6棟から始まった事業も、今や大分市内まで含めて14棟まで増えました。

 

しかも有難いことに、まだまだお問い合わせを頂いていますが、市外のご依頼が増えてるのが現状です。

 

であるならば、そのご依頼のある地域に出店しようかと。

 

特に大分市内は出張洗車のニーズが間違いなくあります。

 

ビルメンテに関しては現状4棟ですが、同じオーナー様が他にも4棟所有されてるそうなので、そこまで案件があればある程度の事業収入は確保されます。

 

そこに洗車を組み合わせれば、別府の事業をそのままトレースできるのではと踏んでます。

 

ウチは12月が決算なので、計画は来期になりますが今の内からコツコツと計画を進めたいと思います。