平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

投資と回収

おはようございます。

昨夜、焦がしニンニク馬油がたっぷりかかったラーメンを頂いてから、お腹を下してますが何とか頑張って乗り切りたいと思います。。

どうやら強い刺激には身体が付いてこれなくなっている様なので、今後は気を付けないとなーーと。。。

 

 

さて、今日のテーマ、考え方はとてもシンプルですよね。

 

事業をするにあたっては、必ず投資(先にお金を払う)が必要になりますよね。

 

事務所だったり車だったり。

 

でも、僕は投資という世界を一切学んだ事がないので専門用語も知りませんし、『投資って、払った分以上にリターンがあれば成功じゃない?』程度なのですが、どうやってそのリターンを得るのかについても、事業をする上では必ず必要な着目点になるのではないでしょうか。

 

どれだけ金額が小さくても、物を買う際には必ず ”投資している” という意識を持ち、その上で ”必ず回収する” という意識を持つ事が大切だと思います。

 

 

では、僕が考える出張洗車での投資と回収の例をご紹介します。

(投資のプロの方とは考え方などが違うと思いますが、素人の発想という事でご容赦ください)

 

先ずは道具ですが、出張洗車で使用する溶剤や噴霧器やタオル、バケツや脚立など、無ければその事業を実行できなくなってしまうアイテムについては先に購入する必要があります。

 

例えば、これらのアイテムを20,000円で購入したとしましょう。

 

絶対にあり得ませんが、噴霧器やタオル、バケツなどの備品関係は一律に100台分の洗車ができると仮定すると、一台当たりのコストは200円。

 

これに溶剤の原価と作業工賃(人件費)が基本原価となります。

 

ガソリン代は出張先によって変わりますが、別府市は半径12㎞で、1㎞あたり10円で換算すれば高くても120円となりますが、連続して現場を回ったりするのでなかなか計算が難しいところです。。

 

洗車の平均単価はオプションサービスも含めて1,200円。

 

1,200円-320円=880円

20,000円÷880円=約23台

 

20,000円の投資を利益の880円で割ると、約23台分で回収する事になります。

 

もちろん、毎月買い替える訳ではありませんので、月間120台以上を確保した今では回収がめっちゃ早くなっている事がお分かりいただけると思います。(そもそも計算あってる??)

 

投資した分の回収が早くなれば利益が生みやすくなります。

なので、そこで出た利益をメンバーに対して工賃(給料)として還元できるので、高工賃が実現できているという事になります。

 

 

例えば投資信託やNISAなどに投資をした場合は?

最近では、最低投資額が10,000円のサービスや、それを更に下回る金額で投資ができるサービスもありますよね。

お手軽に始められる反面、僕の様な投資の素人がちゃんと利益を出す為には、最低限の部分だけは知っておかないといけないと思います。

 

50,000円の投資に対して利回り4%だった場合、一回当たりの配当は2,000円です。

 

もし、この配当を受ける事無く、回収に失敗すれば損失は単純に50,000円です。

 

しかし、2,000円の配当を毎回順調に受けられれば25回でペイ、26回目からようやく利益がでるという事になります。

 

 

こう考えると、

先ほどの20,000円の備品購入という投資に対して880円の利益回収できた場合の利回りは4.4%という事になります。

 

 

以前のブログにも書きましたが、”今は” 新規出店を検討しています。

 

”今は” としている理由は、

『ちゃんと回収できるのか』

『回収までのスパンはどのくらいなのか』

『回収に伴うリスクはなんなのか』

を検討している段階である為、物件や人材の確保が順調に進まなかった場合も含めて十分に考えたいと思っています。

 

設立初期の段階では、色々削っても固定経費が月額100万円ほど掛かります。

 

しかも、物件を借りたり改装したり備品を揃えるだけでも200万円の初期投資が必要です。(これはあくまでも経験上)

 

利用者さんが最初の段階から順調に増えれば良いのですが、そうもいかないのが世の常です。

 

その為、軌道に乗るまでに必要な資金として、確保しようと考えてるお金は1,000万円程度に上ります。

 

決して少なくない準備資金です。

 

しっかり考えていこうと思います。