この東京至上主義って何なんでしょう。
よもや大学入学時から東京に出る事が先ず初めの勝ち組としてのスタートで、次は大学を卒業してからの就職先が東京であるかどうかが重要であるような風潮があります。
東京。
都会。
何が良いの?
と言うのが素直な気持ちです。
最新のモノに触れられる事に憧れたり、トレンドという見えないものを先取りする事をステータスに感じたり。
何なら子供を都会という狭い環境の中で育てる事が、ニューヨークやシリコンバレーといった世界の最先端の技術と渡り合える人材の育成に繋がると信じて止まないんだなーと感じています。
目の前の課題に取り組めるのは、東京に出た人達だけでしょうか?
地球温暖化や疫病の流行。
なんか日本だけの課題じゃ無いし、日本だけでどうなることでも無い気がしてます。
政治、国民、思想、宗教、アジェンダ、マイノリティー、国家、貧困、戦争、内戦、差別。
洗練された人って、何もカッコよくスーツを着こなしてたり、いい腕時計をつけてたり、先の尖った靴を履いてたり、人より資産があったり年収が高かったり、それによる発言力がある人の事では無いと思うんです。
人類にとって最も大切な事を、皆んなに推奨できる人が本当に洗練された人だと思います。
そう考えると、都会というキーワードに囚われてる人はそこに住う事に精一杯で絶対に余裕は無い。
なので、絶対に洗練される事は無いと思ってます。
これからは、基本的には生まれた場所で働いて知恵を出して結果を出す。
これがスタンダードだと思います。