平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

吉本興業のタクシー代廃止について

またまた吉本興業が世間を賑わせている様です(笑)

 

今度は芸人さんが使用するタクシー代を自腹で払ってねというもの。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

この記事を読んだ時に思ったのが、

吉本興業はこれを言うぐらいなので、芸人さんとの‟契約”はバッチリ解決したんだろうな」という事です。

 

闇営業の事の発端はなんだったか覚えてますか?

 

それは、吉本興業の社長が言った「ファミリー」という言葉が代表される無契約状態に他なりません。

 

雇用契約も請負契約も無く、責任の所在も範囲も全然明確ではありませんでした。

 

その上での新たなタクシー代という費用負担を巡る争い。

 

雇用契約を結ぶのであれば、会社が営業活動を行う為に支払われた費用は会社が経費として見るべきで、請負契約であれば芸人側が会社側に対して営業活動に関わる経費も含めて請負代金を請求するべきだと思います。

 

もちろん、雇用契約もあくまで個人と会社との契約ですから一律でないといけないという事もありませんし、雇われる側が納得していれば多少の経済的負担が生じても問題ありません。

 

しかし、会社という組織が個人に対して一方的に通告をしてきたのであれば独禁法か職権乱用になるのではないでしょうか。

 

いずれにしても「今までみてやってたんだ」という姿勢は理解に苦しみます。

 

芸人さん全ての理解を得るのは無理な話ですが、今の吉本興業には芸人さんに歩み寄る姿勢が求められていると思います。