平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

スバルの引きこもり支援について

今日は新たな施設内作業を頂くべくこれから企業さんを訪問して事業内容を確認させて頂くのですが、直近の悩みとしては施設内での作業希望者が少ない事です。

スバルは施設外就労が充実している為、利用者さんの殆どが外仕事を希望して来てくれています。

多様性という面においても施設内希望者を増やしたい所ですがなかなか思い通りにいかないもので。。

これは引き続きの課題です。

 

さて表題の件ですが、スバルでは現在いわゆる‟引きこもり”と言われていた方を3名ほどサポートしています。

スバルとご縁を頂いたきっかけとしては、相談員さんからのご紹介の他にもご家族(親御さん)からのお問合せというのも多数あります。

そのご家族からのお問い合わせの際には、就労支援の支給決定を受けていないケースも多々あるので、その際は市役所の障害福祉課を先ずはご案内を差し上げています。

 

そんなこんなでご本人さんとの初体面の日。

いわゆる引きこもりの方の殆どが「人と接するのが面倒」だったり、「人と話すのが苦手」というケースなので、先ずは人間関係作りから始める様にしています。

なので、ご家族が連れてきてくれた際にも話をするのは基本的に本人さん中心。

ご家族には補助的にお話を頂くように心がけています。

 

この姿勢は、実際に支援が始まっても同じこと。

 

とにかく本人と話をして(というより一方的に話しかけて)、本人のニーズを引き出します。

希望する作業内容が分かれば後は本人の自主性を尊重します。

 

ここで常に心掛けていることは‟褒めて伸ばす”ということ。

 

むやみやたらに「すごーーーい!!」「がんばったねーーーー!!」なんて事は言いません。

 

ただ、些細な事でも一歩前進を見つけては褒めます。

 

これを続けていきながらも次に行うのが「次、これやってみない?」という新たな取り組みの投げかけです。

 

この投げかけるタイミングも重要ですし、何なら投げかけない人もいます。

 

それは相手に合わせて判断するしかありません。

 

そうやってできる事を増やしていけば、自然とこちらも褒める回数が増えます。

 

誰だって褒められたいですよね。

 

だれだって、人から認められたいって思っているんです。

 

もちろんハマらない人だっています。

 

でも、サポートする側としては色んなスタンスが必要だと思っています。

 

ウチだけではなく、他の事業所さんにも情報発信をもっとしてもらって、選択肢を増やしてもらって、自分に合った事業所を簡単に探せるようになると良いなーと思ってます。