平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

いよいよ新事業がスタートです

以前から勿体ぶってハッキリ言わなかった新事業がいよいよ動き始めました。

 

今回、スバルが始めるのは「家具のリメイク事業」です。

 

この事業は様々なご縁を頂く中で、人と人を繋げる事で荒なた事業としてスタートする事が出来ました。

 

家具と言えば、毎週火曜日に清掃にお邪魔している家具の丸高さんです。

 

丸高さんは、大手量販店とは一線を画す専門的な品揃えで、顧客の殆どが何十年来や親子何代といったお付き合いです。

なので、「親子二代で学習机を購入した」というご家族も珍しくありません。

 

そんな丸高さんと繋げさせて頂いたのが、バイクシートや椅子の皮の張替えを専門とした職人さんです。

 

丸高さんには、新品を購入された際に廃棄となる中古品が出ます。

 

その中古品を買い取るなどをして、リメイクして再販するという事業です。

 

その際、ソファーなどの皮製品は、張り替える際に一度皮をはぎ取る作業が発生しますが、その皮剥ぎ作業スバルで受注し、職人さんの生産性を高める事と、それに伴うコストダウンを目標にしています。

 

これまで、一人掛けのソファーを解体するのに40分程度の時間を要していましたが、そこをスバルで受けさせて頂く事で、専門的な技術や知識が必要な張替え作業の方に集中して頂き、生産量をUPしようというのが今回の狙いです。

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皮剥ぎ作業

 

また、将来的には皮張り作業自体も利用者さんに身に着けて貰う事で、独立ができればと考えています。

 

現在は40分程度掛かる皮剥ぎ作業ですが、慣れてくれば30分程度で完了できる可能性もあります。

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皮剥ぎ作業(2)

 

そうなれば、一脚当たり300円~500円程度で受注できれば、時間当たり700円~800円の時給単価も夢ではありません。

 

この様に、一人一人の能力や技量に合わせて作業を準備し、その能力の向上によって給料が上がっていく仕組みこそ重要であると感じています。

 

今回もそうですが、仕事を受けてから作業を完了し、お客様からお金を頂くまでには様々な工程を経ていますし、その工程の中には生産性のある作業と無い作業が混同しています。

 

しかし、生産性が無いからといって、その工程は外す訳にはいきません。

 

であれば、その生産性がない工程をB型に振るだけで生産性は間違いなく向上します。

 

本来、専門的な技術を提供することで対価を得るはずですが、その技術を提供する為にはそうでない作業を必要とするケースが沢山あります。

 

その作業、一度工程を見直してみませんか??