平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

今月も何とか増収増益で終了しました。が、、、。

月初は大体躓きます。

 

というのも、月初は利用者さんの定期通院が重なる為にお休みが相次ぐ傾向にあり、こうなると作業量の調整が難しくなりますが、調整が上手くいけば僕も自分の仕事ができるので助かる側面もありますのでやれる事は今日の内にやっておこうと思います。

 

さて、SICの会計処理は月次決算の形を取っているのですが、会計事務所さんからの報告は月の半ばになってしまいますので、ある程度は自分で数字が見える様に工夫をしています。

その時使うのが毎日の売上実績予想を入力する表で、この表自体は約半年前に自作しました。

前月の実績から今月の予想が反映されており、それに毎日の実績を入力していく事で達成率がその日に分かるというものです。

 

何故そのような表を作ったかと言うと、これを使って毎日の売り上げを可視化する事により現在の立ち位置が明確になるだけでなく、月末に締めた時には ‟次月の見込み” や ‟対策” が見えるようにするためです。

 

また、この予想からキャッシュフロー計算表に反映させる事により、表自体は1年以上先までありますが、現実的な数字で見ても2か月先までは優に予想できる様になります。

 

これをしっかりやっていると、いつ、どのタイミングでキャッシュフローが悪くなるのかが見える為、前もって資金調達に動く事ができるというメリットが出てくるのです。

 

最近までは本当に真っ赤っかな状態だったため、見るたびに胃が痛くなるばかりでしたが、最近ではようやく見るのが楽しみになってきました。

 

これまでずーーーーーっと悩み続けたキャッシュフローを改善すべく、先月から金融機関に相談してたところ、今回は当座貸し越しという商品を活用する事ができる様になりました。

どうして社会保険料の支払いが苦しかったのですが、これを活用する事で今月からはキャッシュフローも黒字化できる計画になっています。

 

洗車などの集金で現金ができる都度、溜まった社会保険料を支払いに行っていましたが、これでご迷惑をお掛けせずに済みそうで何よりです。。

 

この様に、自分の足元を日々見ていく事は、キャッシュフロー経営をする上で大切な事だと十分に理解することができましたし、未来を見る為にも先ずは現在の状況を抑える必要があるのだと思います。

 

会社を経営している楽しみと言えば、自分が採った戦略や戦術通り(に近い)の動きができた時に、目に見えて売り上げが伸びるのが実感できる事ではないでしょうか。

 

結果として今月も増収増益になりましたが、感染症による利用者さんの大幅欠員などの福祉事業が抱えるデイリスクが常に潜んでる以上、安心する事はできません。

 

一人でも多くの利用者さんに「スバルに来て良かった」と言って貰える為にも、事業の発展・継続は欠かせないと思っています。