平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

今日は家具清掃がお休みになりました。

という事で、洗車を絶賛受付中です。

 

 

週末はどの様にお過ごしになりましたか?

 

ウチは4男坊がおたふく風邪になってしまい、しかも左頬、右頬と時間差で発症したため長期の療養が必要になってしまいました。

 

インフルエンザも流行ってる様なので、予防を徹底したいものです。

 

 

さてさて、本日は朝から「おおいたサポステ」さんにご来社頂き、若者の就労に関する課題などお話を聞かせて頂きました。

 

サポステさんは厚労省より委託を受けて(公財)大分県総合雇用推進協会さんが運営する「おおいた地域若者サポートステーション」の略で、相談支援から定着・ステップアップまで幅広くサポートをされています。

 

今回、弊社もサポステさんの協力企業として職場体験の受け入れ企業として登録をさせて頂きましたが、支援学校さんからの職場体験の受け入れも行っています。

 

 

そんな中で、様々な課題をお伺いしましたが、サポステさん程幅広くサポートを実施していても、サポートしきれない部分が「何かしらの障害があると分かった場合の対処方法」だそうです。

 

もう何十年も引き籠っていたり、職場を何回も転籍したり、長続きしない方をサポートするのがサポステさんの役割でもありますが、サポステさんを利用する時に実施するテストで判明する事も少なからずあるようで、その場合の次のステップをどうするべきかが課題との事でした。

 

これは、就労支援事業所が抱える問題と全くの同一で、ご本人さんの能力を見極めて、最適なサービスへ繋げる事は容易ではありません。

 

サポステさんからのお話でも、テストだけでは全てを把握する事が難しく、何度もトライアンドエラーを繰り返していくうちに“手帳取得”に流れる事もあるようです。

 

そして、適性を見分ける事の次に難しいのが、療育手帳取得後のサポートだそうです。

 

先述したように、サポステさんは厚労省から委託を受けて事業を実施しているため、サービスの範囲に限りが出てきてしまいます。

 

目の前にサポートを必要としている人がいるのに、それ以上の事ができないというもどかしさ。

 

どこに繋げたら良いのかというもどかしさ。

 

マンパワーの限界へのもどかしさなど、サポートする側も悩むところです。

 

そこでカギになってくるのが、繋げ先をいくつ持っているか、です。

 

公的機関の場合、「ウチではここまで」と縦割りがはっきりしています。

 

しかし、その次のアクションとして「次はここに相談してみましょう」という動きが重要だと思うんです。

 

もちろん、“たらい回し批判”はあるでしょう。

 

しかし、その次を教えて貰えるかどうかだけでも、相談者にとっては動きが全然変わってきます。

 

今日のサポステさんのご来社の目的は

自分たちの業務から外れる時の相談先確保の為に、ご来社頂いたのです。

 

凄いですよね。

 

本来なら、ここまでと切って良いものを、最低次までつなげたいと。

 

その受け皿として、我々が活用される事にも使命があるような気がしました。