平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

『そこまでする必要ある?』って言うけどさ

今日も曇りでなんだかじめっとしてます。

 

 

 

 

その湿気のせいでしょうか?

 

 

ゴルフに行っても(素材はスチールやカーボンなのに)クラブが湿ってスコアがなかなか伸びません。

 

 

 

真冬のシーズンオフまでには、何とか目標の90切りを達成したいものです。

 

 

 

 

 

さてさて今日のテーマは 『そこまでする必要ある?』って言うけどさ という内容で、これは僕がアドバイスを求められた際の、僕の回答に対する質問者側の反応です。

 

 

最近、この手の反応が凄く多いのですが、今回は今朝の妻とのやり取りを取り上げてみます。

 

 

 

皆さんもご存知の通り?ウチの息子は全員サッカーをしているのですが、とにかくリーグ戦やカップ戦が立て込んでいて週末の休みは殆どサッカーで潰れます。

 

 

そしてこの時期になると、持参したお弁当を安全に食べさせることが保護者としてはかなり重要なテーマになるのですが、最近では保冷関連の商品が沢山出ていますので、以前に比べれば比較的安心して保存できる様になってきてると思います。

 

 

 

しかし、親が仕事だったり駐車場の台数制限で来れない場合はどうしても ”自己管理” という事になりがちです。

 

 

 

もちろん、子供達に自己管理を押し付ける訳にもいきませんので、部としてもクーラーボックスを準備して試合当番さんに管理してもらう様にしてはいますが、容量にも限界があるので『全てが入りきらない』なんてことも起こりうるわけです。

 

 

 

 

それを見越した妻から『クーラーボックス足りるかな?』という相談がありました。

 

 

話を聞くと、クーラーボックスに入れるアイスの量も増えてきているし、摂取する水分量も増えてきているのでそれだけでもかなりの容量を取っているそうです。

 

 

 

その話を聞いた僕は、『であれば』という事で『ウチの大容量のクーラーボックスを持って行こうか?』と提案したのですが、その際の妻の反応が『そこまでする必要ある?』でした。

 

 

妻がそう思った理由が

①今まで個人が提供した事はない

②他のチームは個人で小さめのクーラーボックスを準備している

③そもそも2つのクーラーボックスで足りないのかどうかも分からない

というものでした。

 

 

 

妻とはもう15年近い付き合いになりますが、僕にはこの考え方が理解できません(笑)

 

 

 

だって、こんな暑い時期にあって、クーラーボックスの不足は致命傷に繋がると思っていて、保護者として同伴する以上は子供たちの『安全な食事』には最大限の努力をするべきだと思うからです。

 

 

 

周囲でもこんな言葉をよく聞きませんか?

『今までやった事が無い』

『他の〇〇はこうしてる』

『自分の事は自己責任で』

って。

 

 

 

僕はこの考え方がベースにある人って、人間としての成長を自ら止めてる人だと思っています。

 

 

 

今回のケースで言えば、車のスペース的には問題なく載せられるクーラーボックスを、”敢えて持って行かない” という選択もある点がそれにあたると思いますね。

 

 

 

本質的には、子供達への熱中症や食中毒のリスクを低減する事が目的です。

 

 

ですが、『安定思考バイアス』 みたいなのが働く人は、ついつい ”前例” や ”他者との比較” を理由に新たな事に取り組まず、本質から目を背けます。

 

 

 

確かに、クーラーボックスを持って行くのに ”手間” はかかります。

 

 

 

そして、他にも保護者の中に安定思考バイアスの人が居れば、『なんで持ってきたの?』などという謎の質問を投げかけられ、そんな時でも(面倒くせーなーなどと思ってても口には出さず)真摯に対応する必要すらでてきます。

 

 

 

 

そんな面倒な事があったとしても、大事な事は子供の安全ですよね?

 

 

 

別に身銭を切ってまで献身的に尽くせと言ってる訳ではありません。

 

 

 

思考としては凄くシンプルで

『足りない可能性があるなら持って行けば良いじゃん』

ってだけです。

 

 

 

それに対して、

『そこまでする必要ある?』

って聞き返してくる人には、面倒かもしれませんが

 

 

 

『敢えて持って行かなくて食中毒が発生して後悔するのと、持って行って未然に防げる可能性が上がるのはどっちが良い?』

 

 

 

って聞いてあげてください。

 

 

 

 

それでも『そこまでする必要がある?』って再度聞いてくる相手だったとしたら。。。

 

 

 

 

 

この先の関係性を改めて考えてみるのも一つの道かもしれません(笑)