平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

軍事力や防衛費でしか外交を語れない政治家は辞めてもらいたいなー

最近、よくYouTubeを視聴するんですけど、好きなチャンネルのジャンルに政治や社会を取り上げたテーマがありまして、その中でも特に中国や韓国に関するテーマには強い関心があります。

 

それは、やっぱり歴史的な爪痕がお互いに残ってる中で、近代は“経済発展”を一つの軸とした競争相手として、互いに意識している間柄である事にあると思います。

 

何か、お互いに相手の国でネガティブなニュースを喜び合ってる様な風潮を感じますし、定期的に行われる国民の“意識調査”にも現れてる気がします。

 

はてさて、そもそもですけど、何故お互いに“競争”をしないといけないのでしょうか??

 

これまでも、時には『クールジャパン』と言って日本のアニメを中心とした文化でブームを作ろうとしたり、日本では『韓流』をテーマにドラマなどでブームを作ろうとしていましたが、これは国民視点の“文化的交流”の促進なので良いと思います。

 

しかし、政治の世界になると、突如として認め合う事が難しくなるんですよね。

 

国防という観点を用いれば互いを敵視し、経済という視点を用いれば枠組みによって相手を排除しようとします。

 

そもそも、何で日本で『核武装』の議論が出るのでしょうか?

何で『同盟国の庇護』から脱却出来ないのでしょうか??

 

政治家の中にこそ、根本的に間違ってる人が沢山いる事が原因だと僕は思います。

 

核兵器を持ってる国から自国を守る為には、自ら核武装するしかない』という、非常に短絡的な発想が根本的な間違いだと断言できるからです。

 

子供の頃、道端でヤンキーがたむろしてたら、極力気付かれない様に避けてませんでした?

 

『おい!』

 

何て声を掛けられようものなら、ダッシュで逃げるのが常套手段ですよね。

 

日本は、本当は喧嘩したく無いんです。

だったら、喧嘩を売られない為にも、ヤンキーをよそ目にスッと避けるべきなんです。

 

なのに、『喧嘩を売られない為に』と、刺繍バリバリの短ランとボンタンを準備しようという発想なってるんですよね。

 

そうじゃなくて、日本が本来目指すべき究極の立ち位置は、各国の相談相手になる事だと思うんです。

 

アメリカからロシアや北朝鮮に関する相談を受け、ロシアからはウクライナに関する相談を受け、韓国からは北朝鮮に関する相談を受ける立場で、逆の相談もしかり。

 

日本って、敗戦国なんですよ。

 

そして、世界唯一の被爆国。

 

ならば、本当の意味での“中立”の立場を取れる唯一の国だと思うんです。

 

なのに、今は世界の情勢にただただ流されて巻き込まれてるだけの様に感じてなりません。

 

人って、痛みを知って初めて、本当の優しさを知るものです。

 

 

『同じ位のGDPの国と比べて防衛費が低い』とか、『諸外国はこれだけの軍事力を持ってるのに、日本はそれを防ぐ設備を持っていない』とか、どーでも良い話に終始する議員さんにはとっとと辞めて貰いたいなーと。

 

『相手が持つからウチも持つ』って、短絡的だと思いませんか?

 

『やられたらやりかえす!倍返しだ!!』

 

って、そんな意気込まなくて良いよね。

 

『うんうん。そうなのか。なるほど。オタクも大変だねー。よく分かった。僕からちょっと話しておくよ。』

 

ってスタンスを取るべきなんですよ。

 

要は、そんな莫大な予算を武器を作る為に使わなくて良いって事。

 

話せば分かるって。

 

『最近、調子どう?儲かってる?』

 

って、国のトップがそんな話ができたら楽しいよね。