ここ最近よく耳にするアンガーマネジメント。
ざっくり言うと、怒りという感情をコントロールする事で、周囲とのコミュニケーションが円滑になるよーというものらしいのですが、確かにこれは必要な能力だと思います。
特に子育てをしていると、ついつい 怒り=叱り になりがちで、子供の誤った行動に対して怒りの感情が瞬間的に沸点に達し、それを言葉として『ほらまたそんな事して!! 何やってんの!!』となりがちです。
それを、アンガーマネジメントでは沸点が100℃とするなら、それを90℃に達した時点で我に返るという事が求められます。
僕は、特別にこのトレーニングを受講した訳ではありませんが、子供と接する内に『褒めて伸ばす』事を意識したところ、自然と60℃から70℃の時点で我に返れるようになりました。
そうする事で、『なぜその行動に至ったのか』を冷静に聞く事が出来るようになるので、子供たちも僕に恐れる事無く、素直に話をしてくれます。
この様に、怒りの感情をコントロールすること自体は僕も重要だと思いますが、ただ、ただ単に怒りの感情を無くすというのはちょっと違うと思っていて、そこの違いも理解が必要な気がします。
というのも、僕の場合は怒りの感情が、大きな原動力にもなるからです。
この感情は、誰かにぶつけるものではありませんが(たまにブログに書いちゃってるけど。。)、自分の心の中に沸々と溜め込んでいて、それがエネルギーとなる事が多々あります。
怒りは無くすものではなく、コントロールする事が重要です。
上手な吐き出し方を見つけると、それだけでも人生楽になりますね。