毎日15時に報告をされるその日の感染者数の速報で、ついに大分県でも三桁の感染者が報告されました。
待った無しの状況とは理解はしていました。
だけど、どこかで "対岸の火事" とたかを括っていた事も確か。
と言うより、そうであり続けて欲しいという願望に近いものもありましたが、それも打ち破られたという、その現実を受け入れるしかありません。
恐らく、徐々にではあっても、その結果は間違いなく厳しい結果として現れるはずです。
『この状況を、どう乗り越えるべきか』
僕は妄想を膨らませました。
膨らませて、膨らませて、更に膨らませて。
現実を織り交ぜた妄想をしていると、ある疑問が湧きました。
『なぜ、感染者が増える事を恐れているのか』
それは、感染によって、尊い命が奪われる可能性が極めて高い事。
そして、逼迫する医療が崩壊(または寸前)という状況にある事。
そして、政治家としては感染拡大という結果が自分の汚点になる事。
この3つの現実によって、我々の生活は強い制限をかけられています。
では、この3つを無視したらどうなるのでしょうか?
死亡する人が増える。
医療従事者が疲弊し、離職率が高まり、医療が行き届かなくなる。
ダメな政治家との烙印を押される。
となります。
3番目はどうでも良いとして、医療が行き届かなくなり、その他の病気や事故で亡くなる方が増えるのは、防がなくてはなりません。
それを踏まえた上で何が出来るのか、妄想を膨らませます。
その結果、僕の妄想は経済活動を100%再開する事にたどり着きました。
犠牲者の上に、我々の幸福は成り立ちません。
ただ、医療従事者や、我々の様な福祉事業者は税金で成り立っています。
そして、その税金は経済が順調に機能している事が前提で回収できますが、これから先を考えると、倒産が増えて失業率が増えれば、医療や福祉に回るお金が必然的に無くなります。
増税したって、国民が使うお金を持っていなければ意味がありませんよね。
とにかく、経済を動かす必要があるんです。
そして、とにかく医療と福祉にお金を回す。
国会議員の歳費は削りに削るしかありません。
内閣総理大臣は年間700万円。
その他大臣は650万円。
副大臣は600万円。
国会議員は500万円。
あくまで、議員特権を剥奪した上でです。
コロナ専用病院を建設し、そこで働く医者や看護師を特別国家公務員とし、報酬を1,000万円以上にする。
この妄想は、コロナにかかる事を前提としたものです。
今の施策は、感染拡大防止です。
じゃなくて、皆んなで免疫を獲得する事を前提に、経済活動を再開するというものです。
このコロナで尾身会長は名を上げ、発言力を日に日に増しました。
今や、絶対に無視できない存在です。
でも、僕は尾身会長が “偉い” とは思えません。
だって、一切腹が痛まない人が、「夜の街感染」の拡大防止を主導してるんです。
これって、無責任だと思うんです。
腹が痛む人の言葉を一切聞かずに物事を決める。
”専門家”という、謎の肩書き。
何故謎かといえば、このコロナは人類にとって初めて経験であり、専門家はそもそも存在しないから。
どれだけ長く研究していたとしても、それは “過去の経験” を元に将来を研究しているだけで、未来の事は誰にも分かりません。
なのに、わかった様な口振りで『休業要請』をするのはかなり違うなーと。
その上で、感染者の急増に備えてコロナ専用病院を作ってしまえば、そこで働く医者や看護師も確保しなければなりません。
それは、戦場に出向く兵士を募集するのと同じ事だと思います。
であるならば、戦争に出兵した人に支払われている恩給と同じ扱いをするべきです。
そして、その原資を作る意味でも、経済活動を再開させるべきだと思います。
犠牲はゼロがベストです。
ワクチンの普及を本当に願っています。
ただ、いつのタイミングで全ての人類に行き渡り、その効果が実感できるのか。
それは誰にも分かりません。
世界中に広がってる以上、日本だけ収まっても意味が無いのに、途上国のワクチン接種状況に関する情報が無いのも怖いところです。
ここは、思い切って経済活動を再開し、出来るだけ医療にお金を投資する。
これが僕の勝手な妄想です。