今朝もメディアを賑わせた、厚労省職員による送迎会の件。
課長が事実上の更迭で、大臣は2か月分の給料を返納すると。
そして、ここぞとばかりに ”追求のネタ” ができたと喜ぶ野党の皆さん。
『よりによってこんな時に。。』というのが世論だと思います。
それは、田村厚労大臣も同じ思いだと思います。
厚労省の職員も、かなり疲弊しているなでの ”息抜き” もあったかも知れませんね。
今回の飲み会が、なぜここまで批判の的になるかと言うと、僕の認識では
①感染拡大が収まっていない
②感染力の強い変異株も出ている
③感染拡大すれば、医療崩壊への懸念が強まる
④国民に模範を示すべき立場の人間である
という事になってます。
『バレなければ良い』
そう、心をよぎったのかも知れません。
でも、その代償が更迭ですよね。
かなりリスクの高い飲み会だったという事になります。
課長さんは、”もしも” の時でも更迭までは想定していなかったのではないでしょうか?
世間的に、複数人で飲酒をしていても、そのグループがピンポイントで厚労省の職員と見破る事は困難だと思いますが、それができたという事は、誰からかリークされた可能性が高いと感じています。
その、誰かとは誰なのか。
まさか、このタイミングで昨日の記事を読み返す事になるとは。。
これは、内部からのリークを優先的に考えて良いと思います。
以前、誰かがこんなことをおっしゃっていました。
『コロナの本当の恐ろしさは、人の心の分断を生む事である』と。
正にこれだと思います。
自粛警察なる人たちも話題になりましたが、自らの正義を主張する手段として、過剰に相手を傷つける事も厭わないケースが目立ちます。
『厚労省の職員が深夜まで飲食をした』という事の問題の本質って一体なんなのか。
もう一回、立ち止まって考える必要がありそうです。