平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

スモールビジネスオーナは中古の外国車をローンで買ってはいけない!?

最近では、従業員さんを抱えずに一人でビジネスをやってる方も少なくないですよね。

 

学生の時に小遣い稼ぎや実力試し感覚で始めて、卒業後にそのままなんて事も。

 

会社に縛られない働き方としても、僕も魅力的だと思います。

 

 

そんな会社が少し軌道に乗り始めたそんな時。

新たなビジネスチャンスやヒントを得ようとTSUTAYAを歩いていると、ふと目に入ってきたのは、今まで気にも留めていなかった中古車情報誌。

手に取って中身を見てみてると、コンパクトなドイツ車が想像以上にお手頃である事に気付きます。

車の事は詳しく無くても、ドイツ車なら分かりやすいし、何となく成功者の勲章を一つ手にした気持ちになります。

 

『経費で落とせば良いや!だって俺、しゃちょーだもん!!』

 

ビジネスが上手く行ってる事を、それとなくひけらかすには十分です。

 

しかし、ここで注意してもらいたいことが2つだけあります。

 

それは、

①売れ筋の車である

②自動車ローンは組まずにキャッシュで買う

 

理由はとてもシンプルでして、スモールビジネスオーナーは資金繰りに窮する場面が発生しやすいものです。

であるならば、"いざ!"という時に、直ぐさま現金化できる"資産"を持つ必要があるのです。

 

その為には、名義がローン会社であっては売却が出来ません。

なので、キャッシュで購入して、法人名義にする必要があるのです。

その上で、素早く現金化する為にも、売れ筋を選ぶ必要があります。

不動産の場合は、買い手が付いてから決済という流れなので、現金化までに時間が掛かる事があるのと、そもそも売れないと現金化出来ません。

しかし、車の場合は不動産と違い、ディーラーや中古車販売店が買ってくれますので即現金化できます。

 

なので、人気車種である事が大切なのです。

 

とにかく高値で素早く現金化する為には人気車種である事が重要です。

 

そう考えると、ドイツ車は凄く人気がありそうですが、実はそうでも無いのです。

 

モデルチェンジも定期的に行われているのでモデルの陳腐化が早い事、修理代などの維持費が高い事など、中古車と言えどもやはり、少し生活にゆとりのある人が乗る車なのです。

 

なので、小さな勲章を手にする事に囚われず、もう一度深呼吸してから写真を見る事をお勧めします。

 

 

そんな僕が一番お勧めする車が、ダイハツタントです。

 

確かに、ウェイクやタントタフトなど、オシャレで高機能な車種は沢山ありますが、人気であるが故にまぁまぁ高い!!

 

中古車市場でも人気ですが、実はそれらの車種を好む年齢層は限られます。

 

ある程度広いニーズがあって、それでいて値崩れしにくい。

 

そして、タントは仕事で使うにも十分な装備と広さを備えてます。

 

もし、プライベートで使うのであれば、ウェイクやタフトがお勧めです。

 

 

何はともあれ、余程の余裕が無い限りは、国産の軽自動車がなにより活躍します。

 

頑張った証として、ちょっと良い車に乗りたい気持ちになるのも分かりますが、ちゃんとビジネスサイズを理解して買わないと、ただの負債になりますので、その辺の感覚はビジネスオーナーとして磨いておくべきでしょう。

 

悪いこと言わないから、手堅くいった方が良いよー