SICは、就労継続支援事業所の低工賃が常態化した現状を打開したいとの思いから設立されました。
現在はその形が整いつつあり、月額平均工賃も大分県全体の平均である16,000円を大幅に上回る34,000円以上を実現しています。
これもあくまで平均なので、時給単位でみてみると、その実現性は更に目を見張るものがあります。
でも、これで終わりではありません。
次なる目標は障害者雇用数の引き上げです。
それも、行政や大企業での雇用ではなく、国内企業数の9割を占める中小企業が対象です。
これまでも障害者雇用の拡大に向けた取り組みは様々行われてきましたが、その最たる施策が法定雇用率の導入です。
しかし、その法定雇用率を管轄する厚生労働省が障害者雇用数を水増しするなど、残念ながら根本的に崩壊していると言わざるを得ない状況です。
そこで、民間である自分たちが、‟ちゃんとしたサービス” として提供していこうと思います。
この様な重要事項は、行政が旗を振るだけでは企業は踊りません。
机上でルールを定めたり、罰則を設けたりする事で促進しようとする事自体にそもそも無理があります。
‟企業は日々目の前の利益を追っている”のですから、そこの観点は絶対に外してはいけないと思うのです。
そして、ここで言う‟利益”とは、‟金銭的な利益”だけではない事をしっかりと抑える必要があります。
社会貢献をする事で、地域の中での企業価値を高める事も企業にとっては大きな利益です。
その部分をしっかりと踏まえた新サービスを、間もなくスタートさせますので乞うご期待下さい!