何故、日本代表の背番号10は香川選手なのか
皆さんは、2006年のドイツ大会と2010年の南アフリカ大会における背番号10番は誰だったか覚えていますか??
マリノス→レッジーナ→セルティック→エスパニョール→マリノス→現ジュビロ磐田
と世界でも活躍したFKの名手であるレフティの中村俊輔選手の他ならない。
彼は、押しも押されぬ日本のトップ選手であり、特にセルティックでの活躍は目覚ましく、今でも俊輔信者が居る位です。
そんな、彼の背番号10に異論を唱える者は、日本国内にも皆無だったと思います。
当時の代表メンバーを見ても、中村選手以外は考えられないという程、不動のものでした。
しかし、時は流れて世代交代を迎えた日本代表に突き付けられた課題が、
次の世代では誰を日本のエースとして背番号10を背負わせるか。
中村選手の次の世代には、多くの有望株がいました。
その中でも、
本田選手と香川選手は特に10番に対する思いが強い選手だったことは間違いありません。
そして、この2名の選手で競い合った結果、2014年のブラジル大会におけるエースナンバーを獲得したのは
香川選手でした。
背番号が決定した経緯を、後に本田選手はこう述べています。
「真司と話をして、真司の10番に対する強い思いを感じた。」と。
本当にそうでしょうか。
実は、僕自身も2014年のブラジル大会で、香川選手が背番号10を背負うことに違和感を感じていました。
何せ、2010年の南アフリカ大会で活躍したのは、紛れもなく本田選手だったからです。
そこで、ネットでパチパチ検索すると、朝日新聞デジタルにこんな記事がありました。
全てが合点が行った気がしました。
全てとは、香川選手が背番号10というだけでなく、
今回のハリルホジッチ監督の解任劇まで、これで説明できるのです。
今年のロシア大会直前、親善マッチで日本は2連敗しハリルホジッチ監督の解任が濃厚となりました。
その後、日本サッカー協会はハリルホジッチ監督の解任を決定したのですが、その理由は「選手とのコミュニケーション不足」「選手と信頼関係が揺らいでいる」というものでした。
これには多くのマスコミも疑問の声を上げました。
「今更その理由?」
「この直前になるまで、そんな理由は聞いたことが無い」と。
どうもきな臭くなってきますよね。
そうなんです。
ハリルホジッチ監督は、香川選手のケガの事もあったと思いますが、代表に召集すらしていなかったのです。
召集して、ケガの様子を見ながら出場機会を伺うという事はしませんでした。
それは、より多くの選手を試す必要があったからかも知れません。
しかし、召集される気配すら感じなかった協会側は危機感を持ったに違いありません。
何せ、莫大なスポンサー料が掛かっていますから。
香川選手の選出と栄光の背番号10。
そしてハリルホジッチ監督監督の解任。
これが、スポンサー企業からの意向だったとするならば、日本のサッカーに未来は無いと思います。
信じるか〇じないかは、あなた次第です。