歴史に残る名勝負
FIFAランキング2位のブラジル対同23位のコスタリカとの一戦。
負ければ後が無いというプレッシャーは両者同じ条件
ながら、
ここは、王国としてのプライドと責任という、
もう一つ別世界のプレッシャーを抱えたブラジル選手、
とりわけネイマールへの重圧とは如何許りだったか。
それを知るには、
ゲーム終了のホイッスルを聞いた瞬間の彼の涙が全てが物語っていた。
World Cupの醍醐味は、どのチームも全力で、真剣に優勝を狙ってくるところにあると思います。
現在、ランキング61位の日本だって、負ける気では臨んでいませんし、選手の中には“優勝”の二文字を口にする人だっている位です。(発言は自由です)
本気で優勝を目指す男たちが真剣にぶつかり合うからこそ、名勝負が生まれるんだと実感しました。
コスタリカのGKナバスは、紛れもなく
今大会№1ゴールキーパーでしょう。
それは昨夜のゲームで証明されました。
コスタリカがブラジルをあそこまで追い詰めたのは、間違いなくナバスの存在です。
そして、
そのナバスを残りの10人が完璧に近いほどフォロー
してました。
シュートコースを限定したり、塞いだり。互いに声を掛け合いながらポジションを詰めていったんだと思います。
そんなコスタリカの組織プレーに、
90分間ではブラジルでさえもゴールをこじ開ける事ができませんでした。
運動量でも、今大会でも屈指の数字になったのではないでしょうか。
恐らく、ブラジルはこれで波に乗るはずです。
強豪と言われるチームが次々と負ける中、最後はメンタルでの勝負になるのは間違いありません。
日本も、強豪コロンビアを破った余韻に浸らず、早々に次の試合に切り替えて貰いたいものです。