平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

いっつも不安

無事に?41歳の誕生日を迎えられました。

 

生れた時には鎖肛

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という肛門の奇形をもって生まれ、緊急手術をしたのは今となっては良い思い出です。

 

一応、日常における排泄機能に関しては、獲得できているというスタンスなので、手帳などは取得していませんが、未だに便が緩い時などは油断は禁物です。

 

41歳にして ”漏らした” というのは、世間的にはそれこそ ”汚点” となる可能性がありますし、うんこ系が好きな小学生の息子たちにとっては格好のネタになりかねませんよね。

 

しかし、幸いにも僕の場合はお腹の痛みが酷い事が多い為、公園などでトイレに駆け込む姿を見せているのもあって、その状態になると子供たちからは『パパ、お腹大丈夫?』と心配してくれる優しい子供に育ちました。

 

 

そんな恵まれた環境にある自分ではありますが、一度会社の事になるといつも不安が募ります。

 

4月も決して順調とは言えず、ギリギリのギリといった感じでした。

 

 

先月、会社の売り上げに応じて職員にインセンティブを支給するという、仕組みを新たに導入しました。

 

基準を8段階くらいに区切っていて、月額3,000円~30,000円台までを翌月に支給するというものです。

 

最初の3,000円のハードルはそんなに高い目標では無いのですが、何故かここ最近は達成できておらず、支給に至っていません。

 

という事は、売上も目標達成には至っておらず、これもまた厳しい状況ということです。

 

良い時は良い時で不安になる。

 

逆に、悪い時の方が、不安がありながらも前向きな気持ちで打開策を考えられます。

 

これって、”泣いて獲得銀メダル。笑って獲得銅メダル” みたいな感じです。

 

常に付きまとう不安はありますが、その中であって、少しでもワクワクする挑戦をやり続けたいと思います。

隙間時間の使い方

いやー、なかなかもって、会社の売上が思わしくありません。

 

当初の計画よりも悪いですし、更に報酬単価の改正が足を引っ張りそうです。

 

最近は、法改正の度に就労系への風当たりが厳しくなっている感じもします。

 

復活に期待を寄せていた『施設外就労加算』が廃止となり、基本報酬も二本立てになったが故に複雑化し、達成目標が増えた為に未達成となると減算の対象となります。

 

これが、制度ビジネスの難しさと言えるでしょう。

 

お上が作ったルールに、則らないといけない側とすれば『理不尽だなー』と思う訳です。

 

他業種の経営者から見れば、『どうせ補助金で賄われてるんでしょ?』と思われている様ですが、全くもってそんなことは無く、利用者さんを確保する為に営業活動を行わなければなりませんし、この就労系に関しては、利用者さんの仕事も確保する必要があるのです。

 

”営業していれば助成金が支払われる訳ではない” 事をご理解頂いた上で、我々が考えなければならない事が、『制度ビジネス一本足からの脱却』です。

 

毎日毎日、仕事に追われて忙殺されてしまいますが、こんな風にブログを書く時間も含めて ”自分で時間を作る” という作業がとても重要になります。

 

リフレッシュする為にゴルフに行きたいのであれば、平日の方が断然安いので、平日の時間を確保できる様に努めます。

 

そうやって、一日をどこかで確保する事は容易にできますが、仕事と仕事の合間の時間を活用して、何かを創造できるかがかなり重要だと感じています。

 

人って、ネガティブなテーマが心に引っ掛かっている時の思考は、どうしてもマイナス思考になりがちです。

でも、ネガティブなテーマがある時こそ、それをどうやってポジティブ要素に変えていけるのかを創造する事が大切だと思います。

 

ウチの会社のネガティブ要素は、減算なども含めた制度変更です。

 

これを、自分たちの力でポジティブ要素に変える事は不可能です。

 

でも、会社として新たなビジネスを興す事は可能なので、『制度ビジネス一本足からの脱却』はこちらの知恵で生みだす事はできます。

 

出張洗車をやっていたり、畑を借りていたり、メンテナンス事業をやってたりする中で、他ではやってないビジネスモデルであったり、今の事業を昇華させる事を考えるのです。

 

とにかくひたすら考える。

 

この時、ネガティブ要素を忘れようとするのは間違いです。

 

逆に、ネガティブ要素を嚙み砕いて嚙み砕いて小さくし、ネガティブ要素の本質を理解する事で、その逆の発想としてポジティブ要素が見つかるのです。

 

僕の場合は、朝と夕方に合わせて30分程度、考える時間を確保するようにしていますが、それと同時に花の水やり中や、夕食の準備中、片付け中などにも考える様にしています。

 

まだまだやれそうな事があるので、しっかり考えて制度ビジネスの一本足からの脱却を目指したいと思います。

 

 

 

 

 

三男坊の進級にちょっとした不安

新年度もスタートし、職場や学校でも新たな環境がスタートしていると思います。

 

変化が多いこの時期、体調にも変化をきたしやすい時期にもありますので、体調管理が重要になりますよね。

 

適度に運動しながら睡眠を十分とるなど、ストレスをため込まない様にしたいものです。

 

 

さて、以前のブログにも書きましたが、ウチの三男坊には軽度の発達障害があります。

 

筆圧などにも課題がある為、特殊な鉛筆を使用したり、ノートのマス目も指定より少し大きめの物を使用するなど、ちょっとした工夫は必要ですが、逆に言えばちょっとした工夫で改善できる部分も十分にあります。

 

一年生の頃は読み書きが中心で、学力の目安となるテストの点数も50点台~100点まで取れていたので、それほど心配はしていませんでした。

 

しかし、進級した直ぐの算数で、大きな壁にぶつかります。

 

それが、『時計と時間の理解』です。

 

これまでの学習では、8+1=9 が理解できていたのですが、『8時の1時間後は?』となった途端に思考が停止します。

 

それは、30分後でも15分後でも同じ。

 

実際の時計を用いたりして説明しますが、”長い針”が一周しても、”短い針”がちょっとしか動かない事に彼は混乱します。

 

でも、これって振り返ってみれば、自分もそうでした。

 

『一日は24時間で~』と言われても、全く意味が理解できなかった僕は、1が5分や6が30分など、読み方も全く理解ができませんでした。

 

しかし、年齢を重ねる毎にそれは克服されていて、今では不自由はありません。

 

そして、活字が苦手だった僕が、今ではブログを書いています。

 

そう考えると、『別に今できなくても大丈夫なのかなー』とも思えます。

 

 

三男坊の宿題をみて、時計で躓いてるのを実感した時には、妻に『ひまわり学級(支援学級)に進級させた方が、彼には良かったのかなー?』とも聞きました。

 

しかし、妻からは『年度の途中での編入は出来ないよ』と言われ、それもそうかと。

 

 

でもそれからよく考えてみると、彼が苦手なのは時計だけかもしれないし、次の課題に進んだ時にはついて行けるかも知れません。

 

彼にとっての最良の教育を模索する日々は、まだまだ続きそうですが、僕としてはそれは彼とのコミュニケーションが図れるタイミングと思って取り組みたいと思います。

 

 

こうやって、発達障害の現実を目の当たりにすると、少しだけ辛い気持ちになったのも事実です。

 

”不憫” という言葉は使いたくないのですが、どうしても彼の将来を案じてしまいます。

 

”生きていく” って結構過酷で、大変だったりします。

 

『彼は、自分が食べていくだけのお金を、自分で稼ぐ事ができるのだろうか。』

 

そう思うと、胸が詰まります。

 

 

でもでも、彼には心強い兄弟が3人もいます。

 

なので、長男と次男には、三男の発達障害の事を、結構細かく伝えていて、今の内から理解して貰える様に務めると同時に、『兄弟四人がどれだけ仲良く幼少期を過ごせるか』に力を入れています。

 

その為に、家族揃ってお出かけをしたり、子供のサッカーに真剣に関わったり、ゲームの取り合いでも仲良く交代できる様な工夫を心掛けています。

 

上の子二人に、どれだけ『後は頼むよ』と言っても、やっぱり人間関係が悪かったら協力なんてしませんもんね。

 

これから先、更に優劣がハッキリ出てくる可能性は十分にあります。

 

収入が多いとか少ないとか、結婚したとかしないとか、大学出たとか出てないとか。

 

そんな世間的な物差しではなく、家族としての愛情がベースにあるような、そんな兄弟の絆を構築して貰いたいと思います。

 

不安はあります。

 

でも、三男坊の笑顔は天下一品です。

 

彼には彼自身の強みに気付いてもらい、彼は彼らしく、彼としての人生を自分らしく生きて貰いたい。

 

周囲から力を上手に借りて、頑張って生きて行って貰いたい。

 

僕らは先に死にます。

 

その現実を大前提として、これからも彼に愛情を注ぎたいと思います。

本質を考える癖を付けなきゃなーと

今日は家族で、デリカで走って楽しい山道を楽しんで来ました。

 

帰りに明礬地区の『岡本屋』さんで、地獄蒸しプリン地獄蒸し卵を堪能して帰ってきました。

 

考えてみると、家族だけで別府観光ってした事無くて、めちゃくちゃ楽しい1日になりました。

もっと、別府の良さを深掘りしたくなる、そんな1日だったと思います。

 

 

さて、今日は物事の“本質”について考えてみたいと思います。

そもそも、“本質”とは、https://dictionary.goo.ne.jp/word/本質/

そのものの基底や本性とされ、普遍的なものとされています。

 

なので、

『何故仕事をするのか』や

『何故結婚をするのか』など、

その行動に関しては突き詰めると必ず理由があるものです。

そして、その根本的な理由を“本質”という訳ですね。

 

ただ、『何で家族でオフロードに行って、その後岡本屋さんで地獄蒸しプリンを食べたのか?』なんて事を考え出したらキリがありませんし、それを考える事自体がナンセンスだと思いますよね。

 

本質を考える必要があるのは、その人の人生を左右したり、決定づける要素のあるものだと思います。

 

どんな仕事をするのか、どの会社に勤めるのか。結婚するのかしないのか。するなら誰と結婚するのか。

家は買うか借りるのか。

はたまた、株を買って投資をするのか預貯金でお金を貯めるのか。

 

こんな感じで、人生を左右する事柄に関しては、しっかりと本質を考える必要性を感じます。

 

仕事も結婚も、家を買う事も株を買う事も、本来は自分が“幸せを感じる”為にしているはずです。

 

でも、どんだけ仕事をして稼いでも、どんだけ好きで結婚しても、どんだけ理想の家を建てても、どんだけ株で儲けても、本質を見失った判断は、その人を表裏一体で不幸にする事もあります。

 

要するに、どれも相対的な幸福感であるという事です。

 

仕事が好きでも同僚と揉める事もあるし、会社が潰れる事もあります。

 

好きな人と結婚できても、その先もずっとその人を好きでいられるとも限りません。

 

家は火事や災害で失う事もあります。

 

株は暴落する事もあります。

 

要するに、幸せを求めて手に入れたとしても、それはどれも失う事があるという事ですよね。

 

そこで考えると、幸せの本質って何なのかって事です。

 

会社に依存する事無く、この業界が楽しいと思えば、他の同業他社もあれば独立だって選択肢になります。

ただ、業界が楽しいだけで無く、その会社に他には無い付加価値があれば、それは変え難い価値なのではないでしょうか?

 

そう考えると、結婚や家もそうです。

 

寂しさを埋めるだけなら、結婚以外にも方法は沢山あります。

住む事が目的ならテントでも生活できます。

タイミングや出会いなど、その時には“必要”と思えた価値観が、経年と共に変化する事だってありますよね。

 

幸せに、“条件”は不要です。

 

なのに、その幸せを手に入れようとする時に、相手が居る場合には“条件”が付加される事が殆どです。

 

家を買おうとする時は、ハウスメーカーや同居人という相手が存在します。

 

ハウスメーカーは、出来るだけ利益率を確保しようとしますし、同居人は出来るだけ自分の理想を詰め込もうとします。

 

その時、一番考えないといけない本質が、『それをやって、自分が幸せになれるか』です。

 

昔、釣りバカ日誌という映画の主人公でる、浜ちゃんが、妻のみちこさんにプロポーズした時のエピソードがあります。

 

それは、

 

『僕は、あなたを幸せにする自信はありません。 でも僕が幸せになる自信はあります。』

 

と。

 

これが、結婚の本質だと思います。

 

その後の映画を見て貰えれば分かりますが、浜ちゃんは本当に幸せな結婚生活をゲットしています。

 

しかも、誰もが羨まむ美人な奥さんと。

 

平たく聞けば、クズなセリフです。

 

でも、結婚で大切な事は、相手の幸せが自分の幸せに直結してること。

 

仕事で大切な事は、自分のやりがいや成長が、社会に役立ってること。

 

その家に住む事で、ご近所さんも喜ばれて自分も快適であること。

 

その株を買う事で企業が成長し、自分も儲かること。

 

ちょっと話はズレますが、釣りバカ日誌は多くの事を教えてくれます。

 

フツーのサラリーマンが、魚釣りを通じて、自分の会社の社長を釣りの弟子として接します。

社長も、決して営業成績が良い訳ではない営業マンを師匠として、接しています。

 

結婚のあり方や、勤め先のあり方など、本質を突いてるのが、釣りバカ日誌だと思います。

 

ともあれ、自分が一番幸せになる選択は何なのか。

 

これを突き詰める必要があると思います。

 

自分が幸せじゃないと、他人を幸せにする事はできませんよね。

 

人を犠牲にして自分が幸せになるのはダメですが、自分を犠牲にして他人を幸せにするのも、絶対に長続きしませんよね。

 

“本質”

 

これをもっと考えていきたいと思います。

東京2020は開催されるのだろうか?

本日、我が町別府でも聖火リレーがスタートしました。

 

別府の動脈とも言える国道10号線の大分行き方面、片側3車線を完全に封鎖してのリレーとなっていて、先程大分市方面から別府に戻って来たのですが、恐ろしいほどの渋滞で、”完全麻痺” という言葉が正に当てはまる状態でした。

 

実際に見た感想としてはとても複雑で、「コロナさえ無ければ」本当にワクワクしただろうなーと思います。

 

子供たちも集まってるみたいで、幼稚園から高校生までが国道に向かってる様子が伺えました。

 

一生に一度の行事に対して、「見に行くな」というのはやはり無理な話で、僕が見た限りでもかなりの密度になっていました。

 

昨日は、別府でも新規感染者が4名確認され、こんな片田舎でも予断は許さないんだなと実感したばかりです。

 

県内感染者も40人を超えており、その足音は着実に近づいています。

 

そんな中でのリレーの開催。

 

本当に、複雑な心境です。

『80%の法則』という仮説を立ててみた。

今夜は携帯からの更新なので、読みにくい部分が出てくるかも知れませんが悪しからず。

 

 

さてさて、会社を経営していると、様々な判断をしていかなければなりませんが、これに対して一貫性を持たせるのはなかなか至難の業でして、その時の経営状況や景気になどを見極めて、その都度判断する必要があります。

 

ただ、その中で『経営哲学』というものはとても大切だと思いますし、僕も指標とする言葉を持っています。

 

それは、元スバル自動車社長の吉永さんの言葉でして、それは『足りない位が丁度良い』というものです。

 

顧客から『買いたい!』というニーズがあれば、経営者としては『バンバン作って売れる時に売っとけ!!』となるのが常ですが、吉永さんは『すみませんが、急いで作るので2年待ってください!!』という経営を貫かれました。

その結果、北米市場で驚異的な販売台数を叩き出すのですが、何より凄いのはその“利益率の高さ”にあります。

 

勿論、経済アナリストを名乗る一部の人からは、この経営方針を叩かれました。

 

しかし、その結果としては、スバルというブランドの価値が向上しましたし、値引きをしなくてもインセンティブを多く支払わなくても売れる仕組みが出来上がったのです。

 

その中で負の部分を言うと、『売れるので新型車が出にくい』という結果を生んでしまいました。

勿論、妥協をしない車作りも、新車が出ない要因の一つでもあります。

 

そうなると、困るのは販売店です。

 

『次のモデルが出たら買いたい』という顧客を、何年も待たせるのは至難の技です。

 

売店と顧客の両方が、痺れを切らす寸前で新型車を投入できた事で、更なる飛躍を遂げた訳ですが、結果的には『良い車を作れば売れる』を体現した、素晴らしい事例だと思っています。

 

 

その哲学を常に念頭に置きながら、日々の経営に取り組んでいますが、時折、概念や理念では無く『具体的な判断基準』が欲しいと思う事があります。

 

それは、『足りない位が丁度良い』の『足りない位』にあたる具体的な数値です。

 

事業を拡大する。または縮小する。

新たなビジネスに挑戦する。または業種転換する。など、大きな判断になればなるほど、その判断を誤りたくないもの。

 

そんな時に、『数字がここに達したらこうしよう』という、具体的な数値があれば、もっと正確な判断が可能になるのではと。

 

そこで考えた仮説が、「80%の法則」です。

 

これには、先ず『100%を知っていなければいけない』という前提が付きますが、その100%を知る事も経営者としては大事な情報だと思います。

 

では、SICの100%とは何でしょうか?

 

ウチの会社で言えば、1日の利用者数が20人に達する事が、それに当たります。

 

そこで言えば、ウチはまだ50%足らずであり、今の倍は売り上げる事が出来ます。

 

例えば、それがネジを作る会社であれば、現在の設備と人員で製造出来る最大個数が100%となりますし、飲食店であれば1日に回せる客席数と回転数を掛けた数が100%となります。

 

しかし、本当の意味での100%の稼働率というのは、どの業界でも無理な数字だと僕は思います。

例え、インバウンド需要で観光バブルが来ていて、連日満室となったとしても、100%のお客が一番高い料金設定で宿泊している訳ではありませんし、仲介業者やクレジット会社への手数料の支払いが発生したりします。

 

しかし、100%で無くてもほぼ満室状態が続けば『事業拡大する為に、新しいホテルを作ろう!』とはなる筈です。

 

そんな時に出てくるのが、80%の法則です。

 

要するに、『100%に限りなく近づいたから新たに作ろう』では、既に遅いという仮説です。

 

事業拡大するのか、現状維持するのか、その判断は売り上げが80%に達した時点で行うのが良いのではないかと。

 

逆もしかり。

 

生産能力が1日10,000本あるネジ製造会社が、今まで9,500本を製造していたとします。

生産率が95%もあれば、それなりの利益は確保していたはずです。

 

しかし、景気が悪くなり、注文が8,000本を割り込んだら、そんな時には次の手を考える必要があるというものです。

 

SICは、まだ50%もの余力がありながら、大分への出店を決めました。

これを、上記の法則に当てはめれば完全に時期尚早です。

 

しかし、SICにはもう一つ、売り上げを伸ばすのに必要な要素が欠如しているのです。

 

それが、『定員を賄うだけの物理的スペースが足りない』という課題です。

 

最大で、1日14人もの利用者さんが訪れて、そこに職員が5〜6人が常駐するとなると、お弁当を食べるスペースすら足らなくなってしまうという、問題が発生しているのです。

 

これでは『足りない位が丁度良い』なんて、悠長な事は言ってられません。

 

特に、知的と精神の方々の距離感には、最大の配慮が必要です。

 

そこで、別府市内でのサテライトを検討しましたが、大分市に舵を切る要素がいくつか出てきたのです。

一つ目が、別府では認知度が高まってきているにも関わらず、新規利用者さんの紹介が激減している。

二つ目が、洗車のニーズが台数に比例する形で大分市にある。

三つ目が、マンション清掃の依頼が、大分で増えているのと同時に、範囲が広がっている。

ということです。

 

80%まで売り上げを引き上げる為には、利用者さんが安心して過ごせるスペースを確保すると共に、利用者さんの人数に応じた事業費の確保が絶対に欠かせませんし、高い工賃を支払う為には、収益性の高い事業を確保する必要が法律的にもあるからです。

 

 

では、なぜ70%でもなければ、90%でも無いのでしょうか?

 

 

それは、

 

 

正直分かりません。

 

 

ただ、売り上げは現状から10%減るだけで、会社にとってはかなりの打撃になります。

 

そして、10%でも増えると、人員や設備などの新たな投資を検討しなくてはならない水準になる事も十分に考えられます。

 

なので、その振り幅を考えると、どちらにも余裕があるのが80%という事になる様な気がしてます。

 

 

80%の法則。

 

この仮説がどこまで通用するか、ちょっと試してみようと思います。

 

 

声掛けは心掛け

天気も良くなり、洗車が忙しくなってきました。

 

パチンコ店との共同イベントも好評で、先日は一日で9台ものご注文を頂きました。

 

ただ、以前からの課題は仕事量のバラツキです。

 

忙しい日は、利用者さんを総動員しても足りない位なのですが、人数が多い日に限って仕事が少なかったりもします。

 

今は大分出店に向けての準備もコツコツ進めていますが、その辺の課題とはこれからも向き合う事になりそうです。

 

 

さてさて、今日何だか気持ちがモヤモヤしてます。

 

creal.jp

少額投資ができるクリアルでも順調に配当を得ていますし、毎日利用者さんも順調に通所を続けてくれているので、売上も順調に推移しています。

 

そして、年度がリセットされたので、削られていた加算も元に戻りますし、今まで取れていなかった加算を新たに取れる様にもなりました。

 

それでも何だか続くこのモヤモヤ。。

 

 

人間の貪欲さを実感します。

 

 

未来に向けて、何かしら打てる手は打ちたいところですが、それが何だかハッキリしない事にモヤモヤしているのかも知れません。

 

気持ちを切り替えていきたいと思います。

 

 

 

さてそんな中、子育てについて考える機会がありました。

 

経営も子育ても『これ!!』と言った答えがある訳ではありませんが、子供たちがサッカーに通い始めてというもの、チームメイトの保護者の方々からは

『男の子が四人も居るのに、どうしてみんな素直で良い子ばかりなんですか?』

『喧嘩とかしないんですか?』

『パパは怒ったりしないんですか?』と、有難い事にまぁまぁ頻繁に聞かれます。

 

 

さっきも書きましたが、『答えが分からないので答えようが無い』というのが本心なので、いつも答えは『何ででしょうね(笑)』となります。

 

ただ、長男が小さい頃からしっかり伝えてきた事が二つあります。

一つ目が、嘘をつかない事。

二つ目が、暴力はどんな理由があっても絶対に駄目。

です。

 

嘘は、人間関係がこじれる最大の原因の一つと思っています。

今後、彼らが大人になった時には、僕が所有する土地などの分与が発生する事も考えられます。

 

そんな時、利己的な発想があれば嘘をついてでも自分の物にしようとしますよね。

 

そんな発想を根本的に生まない為にも、子供の頃から嘘をつかない事を癖づける必要があると考えています。

 

それと暴力です。

 

男の子四人ともなると、その体力たるや恐ろしいものがあります。

 

特に妻への暴力を阻止する為にも、『絶対に暴力に訴えてはダメだ』という事を伝えています。

 

そこで言えば、過去に暴力を振るった子供に対しては、『家には置いておけない』と、外に出した事もあります。

 

その位、暴力に対しては強い態度で臨んでいます。

 

 

そして、子供への声掛けの時に心掛けている事があって、それが

①『歯を磨きなさい』じゃなくて、『磨かないと虫歯になるけど、歯医者行く?』という風に、その先困るの君じゃないの?と促す。

②『宿題をしなさい』じゃなくて、『宿題出さなくて、どうやって乗り切ってるの?』と、宿題をしなかったその先を本人に想像させる。

③ゲームの取り合いが始まったら、『パパはゲームしないから、自分たちで時間を決めたら?』と伝えてお兄ちゃんに時間管理をさせる。

④食事は何が食べたいかを、予め本人たちに決めさせる。 割れた時は多数決とし、少数派の意見は後日取り入れる。 三日前に食べたマックの再選に関しては、最低二週間は空けるというルールも決めておく。

 

と言うように、基本的には本人たちに意思決定させる様な声掛けを心掛けています。

 

 

これは全員そうでしたが、3歳を過ぎた辺りから ”いやいや期” が到来しますよね。

 

その時に、着替えで苦戦する妻を見てふと見て思ったのが、『本人に決めさせたら?』という事でした。

 

『こっちとこっち、どっちが良い?』と聞いてみて、本人が選ぶとあら不思議。

自分で率先して着替え始めたのです。

 

それからというもの、殆ど全ての事に関して、自分で選択するように促すようにしています。

 

長男と次男には、テストとお手伝いでお小遣いを上げています。

 

なので、『サッカーシューズが欲しい』となれば、『半分はパパが出してやる』とし、本人の財布からお金が無くなる事で、その ”価値” を考えさせています。

先日は、長男と次男が自分の使ったビブスを丁寧に畳んでいたらしく、その日の当番の保護者さんから、『先日も、長男君は自分のユニフォームを綺麗に畳んでバッグに仕舞ってたんですけど、どうやって教えてるんですか?』と聞かれました。

 

僕は、自分のお小遣いからシューズを買わせている話に触れつつ、『自分で買った道具を大切にしてる延長ではないか?』と話しました。

 

 

それと、長男は小学5年生ですが、今でも寝る前には抱っこして、

『君は大切だよ』

『大好きだよ』

『また明日も頑張ろうね』

と、言葉で伝えています。

 

毎日忙しいのはそうですが、その声掛けだけは心から伝えたいと感じています。

 

今日も一日長いですけど、頑張っていきたいと思います。