平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

出来ない理由を探しがち

皆さん、GWはいかがお過ごしでしょうか?

 

僕はと言うと、完全に子供のサッカーに捕まってまして、殆ど身動きが取れてませんが自分たちが子供の頃と比べると親が関わる事が増えたなーと実感します。

 

でも、こうやって子供の成長を間近に見られるのも今の内なので楽しんで行こうと思います。

 

 

さてさて、会社はこの連休中も営業しているのですが、就労支援と言う仕事は本当に難しい仕事だとつくづく思います。

 

と言うのも、特に精神障害のある方はこの季節になると心のバランスを崩しやすく、安定しない日が続きやすくなります。

 

Aさんが御乱心になると、その影響でBさんもバランスを崩すという事になりがちです。

 

 

そんな時に大事な事が、敢えて新しい事に挑戦してもらうのか、それともこれまで通りに環境を変えない方が良いのかの見極めです。

 

サポートする側からすると、新しい事に挑戦してもらう方がハードルが高いこともあり、ついついこれまで通りの作業を推奨しがちになりますが、実はここで新しい事へ挑戦してもらう事の方が良い結果を生む事も結構あるんですよね。

 

でも、ハードルが高いとなるとサポート側が出来ない理由ばかりを探してしまい、『これはここが難しいから彼にはできないと思う』と言った具合に決めつけてしまいます。

 

そんな時こそ、僕は『だったら、この作業とこの作業を分けてみたら?』と言った具合に、『こうすると出来る様になるんじゃない?』と投げかける様にしています。

 

作業って、同じ人が続けていると新たな発見に繋がりにくいというデメリットもあるんですよね。

 

確かに、熟練という正確さを得る事も重要ですが、たまには違う目で見て試す事が必要だったりもします。

 

それは、得てして職人技と言われるものであっても、実は『当たり前』とされてる事がとても非効率だったり、更なるクオリティーの向上を阻害してる事だってあるんです。

 

ウチの子供にサッカーでの蹴り方を教える時もそうですが、共通するコツと個人差のコツを見極める必要があり、そこは経験がものを言うと思います。

でも、『これはこうなんだ』と決めつけるのを最小限にして、個人差を見極めつつもどうやったら出来るのかを模索する必要があると思います。

 

仕事でも、しっかりと個人を見つつ、全体としてのバランスを取りたいと思います。