平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

急がない生き方

昨日の中学校の入学式に続き、今日は小学校の入学式だそうです。

 

去年は四男坊の入学式だった事を考えると、一年なんてあっという間ですよね。

 

最近では多少の老眼を実感し、日中の日差しがある時間帯はサングラスが欠かせなくなってきました。

 

間もなく42歳を迎えるという事は、こういう事なのでしょう。

 

 

自分の人生って、いつ折り返してるのか分かりませんよね。

 

もし、運命的に25歳で折り返していたとしたら、僕の余命は後8年ちょっと。

 

でも、まだ折り返していないのであれば42年以上残ってます。

 

 

そんな、いつ終わるか分からない人生を、30代では生き急いでいた様な気がします。

 

30歳で初めての起業を経験し、そこから3年・5年と業績を伸ばす事だけに気持ちが向いていました。

 

そして、会社が順調に成長するにつれて自分もメディアなどへの露出が増え、講演会に呼ばれる様になり、狭い界隈ではチヤホヤされた時期もありました。

 

 

でも、振り返ってみると、大切なのはそこじゃなかった事に気付きます。

 

逆に言うと、振り返らないと気付かないですよね。

 

 

それなりに経験を積んだ人には必ず道ができています。

それは、自分が振り返る為の道なので、その道中ではたまに立ち止まって振り返ってみる事が大切です。

 

 

今の会社を始めた当初は、膨らむ借金に目途を付ける為に、とにかくいろいろと急ぐ必要がありました。

 

24時間では足りないと毎日思いながら、その日を振り返れば『あ~、今日はあそこに顔を出せば良かった』なんて後悔ばかりしていました。

 

利用者さんがボチボチ増えるにつれ、作業内容も並行して増えますが、職員の数は増やせません。

 

でも、職員さんは休んで貰わないといけません。

 

そうなると、とにかく自分が我武者羅にやるしかない。そんな状況が2年続きました。

 

 

そんな時でも、僕の頭の中では常に『こうなったらこうしよう』『ここまで来たら、次はこれに挑戦しよう』と、次のプランを頭の中でグルグル回し、メモ帳に残していきました。

 

そして今やっと、そのメモの中身を実行できる時が来ました。

 

 

とにかく急がず、世の中をじっくり見ながら時に逆らわず行きたいと思います。