平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

『このままで良い』なんて事は一つもないと思います。

就労支援事業所って聞くと、どんなイメージをお持ちになりますか?

 

イメージどころか、全く想像がつかないという方もいらっしゃると思います。

 

僕はと言うと、どこか閉鎖的で、『どんな人たちがどんな事やっているのか分からない』『内職とかの軽作業ばかりで、内側にこもってる』というイメージを持っていました。

 

現に、これまで見学をさせて頂いた施設もそうですけど、やっぱり内側を向いたサービスが目立つんです。

 

確かに指先が器用な方もいますし、黙々と作業をするのが向いている方も居ると思います。

 

がしかし、余りにもそんな事業所が多すぎると思うんです。

 

最近ではパン屋さんやレストランなどの飲食系をやってる事業所さんも出てきましたが、それでも表で接客というケースは皆無です。

 

そんな状況を見て僕が思うのが「彼らの先々の事を真剣に考えているのだろうか」という事です。

 

彼らに一生箱折やアクセサリー作りをさせるつもりでしょうか?

 

であるなら、売り方まで教えるべきだと思います。

 

誰かとコラボするとか、ネットの使い方を教えるとか、その先のステップを提供すべきで、ただ作業をさせるだけというのは本当の支援になっていないのではと。

 

ウチが、洗車やメンテナンスに力を入れるのには理由があって、そこの会社のオーナーさんに仕事ぶりを見て貰える事で、将来に渡って直接雇用の可能性があるからです。

 

出張洗車だって、本人が免許を取得すれば独立だった可能です。

 

メンテナンスの道具さえ揃えれば、自分でメンテの仕事で独立したっていいとも思っています。

 

出来るだけ単価の良い仕事で、将来的には独立か直接雇用の道がある。

 

これが僕が事業を選ぶ基準です。

 

とにかく今は沢山の仕事を請けていますが、それでも『このままで良い』なんて一つも思いません。

 

もっともっと高単価で遣り甲斐があって、直接雇用や独立に繋がる仕事をこれからも探し続けたいと思います。