梨の販売に引き続き、就労継続支援A型事業所の開所準備に着手しました。
これには色々理由がありまして、以前のブログではA型を否定的に書いていましたが、だからと言って心変わりした訳ではありません(笑)
A型は雇用型といって、通常のパートタイマーの様に雇用契約を締結し、尚且つ必要に応じて各種保険にも加入しなければなりません。
という事は、それなりの生産性を求めないといけないというのが僕の考えです。
これまでのA型事業所ではその生産性を担保しないままに受け入れていた為、事業収入で給料をねん出するのが難しく、短時間になったり通所日数を制限されたりしていたのではと考えられます。
その考えの下、我々はこれまで様々な企業様から仕事を頂き、しっかりと事業収入を確保してその中で工賃を支給する事に徹してきましたが、随分とスキルも上がり、数名程ですが所謂健常者同等の作業能力を身に着けた利用者さんも出始めた為、次のステップアップのステージを準備する必要性を感じたのです。
最初からA型をしていたとしたら、何人の利用者さんに利用して貰えたでしょうか?
まだ着手していない仕事に対して最低賃金の見積もりを出したとして、どれだけの企業さんが我々に仕事を振ってくれたでしょうか?
企業さんからの信頼を積み重ねた今こそ、A型をスタートするタイミングと考えます。
確かに、企業さんには単価アップのご相談もしなければなりません。
しかし、それはA型の利用者さんが動いた分だけになりますので、企業さんの負担も最小限にできます。
これから益々面白くなりそうです。