世界中が驚きを持って受け止めた米朝首脳会談の決裂。
僕もここまで完璧な決裂に驚きました(笑)
と同時に決裂自体に対しては「あ~なるほど」と合点がいった部分があります。
それは、以前から記事で書いていましたが、トランプ大統領のノーベル平和賞への執着が今回の決裂の要因と考えました。
「北朝鮮には非核化を宣言させたいが、ヘソ曲げられたら困るから急がない」
「なんなら、今の状態でも平和賞を受賞できるかも知れないので、他の問題を表面化させて受賞が危ぶまれる事があってはならない」
という心理が働いてるのではというのが僕の推測です。
それに対し、一刻も早く制裁解除を勝ち取り、国際社会への仲間入りと、国内情勢の安定化を図りたい金委員長としては、「焦らない」としたトランプ大統領の方針に拍子抜けした様に思います。
この方針が会談の冒頭で打ち出された為、異例とも言える破談激に繋がったんじゃないかなーと。
トランプ大統領も本当のビジネスマンなら知っていると思いますが、トレードはWIN-WINにならないと成立しませんよね。
そして、人間って欲望に目がくらむと、大抵の場合判断を誤ります。
株取引やFXだって、生活費や貯蓄とは別に余裕のあるお金がある場合にやらないと、借金して始めると必ず手元が狂います。
それは、「増やそう」とする心理から手元が狂うのです。
正常な判断はフラットな心理状況でないとできません。
という事で、今回はトランプ大統領に余分な感情が入っちゃったかなーと。
ノーベル平和賞という名声と、大統領としての実績(経済、外交など)の二つを手に入れようとした結果、「二兎追う者、一兎を得ず」となったのでしょう。
ざんねーーーーーーーん!!