平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

ビジネスコンテストで受賞するコツ教えます!!

実は私、過去に2つのビジコンでの受賞経験があるんです。

 

1つ目は、大分県ビジネスプラングランプリ」

2つ目は、日本商工会議所青年部

      ビジネスプランコンテスト」

しかも、どちらもグランプリという、中途半端快挙!!

 

それでも、大分県ビジネスプラングランプリでは

賞金450万円を獲得しましたし、

 

日本YEGのビジネスプランコンテストでは、

赤いベルトを頂きました!

 

どちらも一次審査は書類選考

 

事業計画書を軸に、

自社の商品の強みや競合他社との比較、

金額の設定から販売目標まで細かく詰めて提出します。

 

そして、二次審査はプレゼンテーション

多くの日本人が不得手と感じるジャンルの審査ですね。

 

僕も、一回のプレゼンテーションで最低でも200回以上の練習を重ね、

その都度、資料修正を行いながら仕上げた感じです。

 

200回も!?と思われる方もいると思いますが、これでも時間との戦いでしたので、

足りないくらいでした。

 

そんな、練習不足を実感しながらも、

二度も受賞できたのには訳があるんです。

 

資料の作成段階からそのコツを盛り込めば

一次審査通過の確率は上がりますし、

二次審査でも上がらずに堂々とプレゼンができるのです。

 

では、そのコツをちょっとだけお伝えします。

 

 

コツその1 ~書類審査編~

≪募集要項をじっくり何度も読み返す≫

僕も、ビジコンが近くなると講師として資料作成のコツなどをお話しさせて頂くのですが、

意外と重要な部分に気付いてない方が多いことに気づきました。

 

「募集要件は満たしてるのは確認済み」と仰る方、

ちょっと待って下さい。

 

あなたが読んだのは応募資格に対してその条件を満たしているかどうかであり、

“どんなビジネスモデルを募集しているのか”

をしっかり把握できてない可能性が高いのです!

 

ではここで、ビジコンの性質をおさらいしましょう。

 

そもそもビジコンには必ず主催者がいます。

行政、企業、個人、テレビ番組etc・・・。

 

なのでそれらの主催者が、

“なぜビジコンを開催するのか”を考えなければいけません。

 

そうなんです。

「本来は自分たちで解決したい課題を、知恵や技術を持ってる人に託してやってもらう」

から賞金がでるんです。

 

要するに、賞金は委託金なのです。

 

ですから、賞金を出す側の “意図” 

つまり、

解決したい課題を僕たちが解決しますよ

アピールをする必要性があるのです。

 

その意図をしっかりとくみ取るのが一つ目のコツです。

 

 

コツその2 ~審査結果待ち編1~

≪吉報が届くまで大人しく待つ≫

 

書類を提出してから、通常は1か月~2か月程の審査期間が設けられています。

その間もドギマギするでしょうが

 

「もしビジコン取って賞金貰ったら~」

とか

「もし、ビジコン取れなかったらどうしよう。。。」

とか、

 

勝手に盛り上がったり勝手に沈むのはやめましょう

 

その間も、平常心で日々の業務に取り組んでください。

 

そして速やかに、

二次審査に向けての資料作り練習に取り掛かりましょう。

 

先ほども申し上げましたが、200回の練習では足りないくらいです。

 

練習が足りないと自信がつかず本番で緊張してしまい、いつもの20%しか力を発揮できないと思って下さい。

 

もし、一次審査を通過しなくてもまた来年使えますし、何よりこれを繰り返すことでビジネスモデルのブラッシュアップも同時にできるので、

一石二鳥で無駄が一切ありません。

 

練習あるのみ!!

 

 

コツその3 ~プレゼンテーション編~

≪仲間をみつけよう≫

 

無事に一次審査を通過したら、次はいよいよ

皆が苦手なプレゼンテーションです。

 

日本人みんなが高田純次さんみたいな性格なら問題ありませんが、

ほとんどが蛭子能収さんです。

 

緊張のあまり、ボソボソと喋ってしまっては

“結局何も伝わらない”という残念な結果になってしまいます。

 

自信を付けるためにも、先述した通りの資料の作りこみと、

練習の繰り返しは絶対に欠かせませんが、

当日に役立つ緊張緩和法があります。

 

それが、

 

 

 

 

“掌に 人 の字を書いて飲み込む!”

 

 

 

 

 

ではなく、

 

 

“うんうん、と

頷いて聞いてくれてる人を探す” 事です。

 

人は、心理的に、自分に関心を示していない人(キョーミねーよと言わんばかりに俯いている人や資料ばかりを見ている人)を見ると緊張してしまいます。

 

逆に、

頷きや、

メモを取りながらこちらを見てくれるなど、

友好的な行動を示してくれる人を見ると安心し、落ち着いて話すことができます。

 

ですので、友好的な人をいち早く見つけ、その人に向かって話すことが落ち着く上では重要なのです。

 

 

コツその4 ~審査結果待ち編2~

≪勝利宣言と敗北宣言の両方を準備しておく≫

 

ビジネスプランコンテストには勝敗がつきものです。

 

勝つことよりも、寧ろ負ける方が圧倒的に多いでしょう。

(ちょっと自慢ですが、僕は2戦2賞です)

 

表彰式でスポットライトを浴びながら、平常心でスピーチする

イメージを膨らませつつも、

 

 

負けた時の周囲からの

「あ、この前のビジコンどうやったー??」という

心無い質問にも

平常心で返せるようにイメージを膨らませておきましょう。

 

 

その時のコツとしては、

悔しさが滲み出ないよう、ポーカーフェイスの練習

も行うことです。

 

以上、ビジコンの書類審査から受賞までのコツを紹介しました。

 

 

僕自身も、約2年前に受賞してからというもの、様々な場所で講師を仰せつかり、大小合わせて約10か所で務めさせて頂きました。

 

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