今話題のサブスクリプション(通称サブスク)。
これって、所謂『定額制』という言葉で日本では定着しているようですが、その形態は様々な様です。
上記サイトにもある様に、一定額を支払えば使い放題というものもあれば、回数限定のものも有りますよね。
実は、地元大分県の企業さんで、このサブスクリプションのプラットフォームを開発された『イジゲン(株)』さんという企業さんが展開する『always』の前身である『SEAT』
に登録をしたことがあります。
この時は、イジゲン(株)の鶴岡社長とランチをしている時に『洗車の定額制が欲しいと思ってたんですよねー』というご要望にお応えする形で定額制を設定し、出店しました。
結果として、試用期間中にも多数のお問い合わせやご注文を頂いたのですが、やはりと言いますか商圏外の大分市からのご注文がメインでお断りをせざるを得ない状況になってしまいました。
そのSEATでの成功例としてはやはり店舗型が多かった様です。
これは、単純に出店数も比例してると思いますが “出張型” をウリにした場合は “商圏” が壁になります。
ただ、この定額制には一定のニーズが潜んでいる事も確認できました。
月額2,000円で洗車し放題となれば、『洗車しないといけない』という煩わしさから解放されるだけでなく、混み合う洗車場に持っていって自らせっせと洗車するよりは、明らかに仕上がりが違います。
それではここで、出張洗車で実感したサブスクリプションの壁をまとめてみると
- 商圏外からの注文に対応できない
- 繁忙期と閑散期がハッキリしてるサービスの場合、お客さんのニーズに応えられないケースがでる
- お客さんと対面せずに済んでしまうのでコミュニケーションが取れない
4.一日にこなせる台数に頭打ちがある(注文を受けられる台数に限界がある)
などの課題が残り、今のところはalwaysへの出店を控えています。
そこで、ウチがサブスクリプションでサービスをスタートするには以下の様に
1.出店数(エリアパートナー)を増やしてどこでも対応できるようにする
2.繁忙期と閑散期で料金を変える
3.ドライな繋がりに徹する
4.曜日によって、出張エリアをこちらから指定する
などの対応が必要になります。
そして、結構悩むのが料金設定でした。
SEATでは、『月二回程度では少し割高感がある』料金に設定しましたが、それでもニーズはありました。
という事は、お客さんはやはり利便性を買っているという事でしょう。
今回のサブスクリプションでは様々な事を学びました。
また、近い将来で再検討してみたいと思います。