平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

僕の子育て

子育てって、本当に答えが無いと痛感しています。

 

最近では、将来就きたい職業にユーチューバーがランクインするなど、僕たちの時代には無かった職業が出てきてるほど、世の中は変化し続けていますよね。

 

でも、どんなに世の中が変わっても、子育てに関する悩みはずーっと同じだと思います。

 

特に新米ママパパからすれば、夜泣きや食べこぼし、子供のぐずりにどう対処して良いものか、本当に頭を悩ませているのではないでしょうか。

 

今日は僕の経験を年齢順に書いてみようと思います。

 

 

0歳~1歳までは夜泣きがきつい

 

生れたばかりの赤ちゃんには生活のリズムなど無く、授乳→排泄→睡眠をただ繰り返すだけです。

 

お腹が空けば泣き、おむつが気持ち悪ければ泣き、眠たくなれば泣きます。

 

要するに、この頃の赤ちゃんは兎に角泣くんです。

 

その事を前提にしていても、ご近所さんの事が不安になったり自分自身が睡眠不足になってしまったりと、精神的にも安心できる時間は殆どありません。

 

そんな時、僕が実践するようになったのが『とにかく抱っこ』です。

 

話しかけてあげながら、優しく包み込むように抱っこしてあげます。

 

何故そうするかと言うと、赤ちゃんは自分が今どんな状況になってるのか全く理解が出来ていないので、赤ちゃんこそ不安を感じてるからです。

 

長男が夜泣きした時は、深夜の1時でも2時でもおんぶして町内を散歩していました。それもほぼ毎日(笑)

 

新米ママは日中赤ちゃんと二人きりで家で過ごしますが、子育て経験が無い場合は特にお母さんも色々と不安を抱えてしまいます。

 

そうなると、そのお母さんの不安が赤ちゃんに伝わってしまい、赤ちゃんも不安になり泣いてしまうという事です。

 

冒頭でも書きましたが、子育てに絶対はありません。

 

お母さんも少し肩の力を抜いて、一人にならない様に散歩に出るなど、気分転換をしてみて下さい。

赤ちゃんと一緒に歩いていれば、ご近所さんからも声を掛けて貰えるのでコミュニケーションが取れる機会になります。

 

『ちゃんと育てなきゃ』とか『自分がしっかりしないと』などと考えがちですが、授乳して、おむつ代えていれば、赤ちゃんは勝手に寝て勝手に成長します。

 

昔は、『抱っこし過ぎると抱き癖が付くから良くない』なんて言われてましたけど、あれは真っ赤なウソ。

 

今のうちしか抱っこできないんだから、抱っこできるうちに沢山抱っこしてください。

 

 

 

2歳~3歳のイヤイヤ期

 

家じゅうを走り回り、言葉を覚え、服の着替えが一日数回になる時期ですね。

 

この頃になると、お母さんも職場復帰し始める為、子供は保育園に預ける事になります。

 

そんな時に必ず頭を悩ませるのが朝のお着換えです。

 

朝食は子供が好きな物を置いておけば勝手に食べますが、気付けば出勤のタイムリミット寸前なんて事が毎日です。

 

この頃になると、子供も言葉を少しずつ理解してる事もあり、ついつい

『早く起きなさい』

『早く食べなさい』

『早く着替えなさい』

『早く靴を履きなさい』

と命令口調で指示を出しがちです。

 

お母さんも、言う事を聞かない子供に対してついつい強い口調で言ってしまう事に罪悪感を感じたり、イライラしていまい、また強く言ってしまう事に更にストレスをため込んでしまいます。

 

そんな朝のイライラを解消する方法の一つが

『子供に選択肢を与える』

というやり方です。

 

朝ごはん一つにしても

『パンとコーンフレーク、どっちが良い?』

という具合に選択肢を与えます。

 

ジュースにしてもそうです。

 

洋服も親が出した服を子供に渡して『早く着替えなさい』ではなく、

『こっちとこっち、どっちが良い?』

という具合に選択肢を与えるのです。

 

そうすると、子供は『こっち!!』と自分で選んだ後は、自ら進んでお着換えまで始めます。

 

靴も、何足か準備して選択させると良いでしょう。

 

時には、晴れてるのに長靴を選択する事もありますが、

『これは雨の日に履くもの』という考え方は捨てて、『偉いねー!かっこいいね(可愛いね)!!』と褒めてあげて下さい。

 

子供の頃に、晴れた日に長靴を履いたからといって、大人になってもそうする事はありませんし、ご近所さんも『子供がしてる事だから可愛い』程度にしか捉えません。

 

人を傷つけたり、お店の物をお金を払わずに出てきたり、そういう事はきっちり教える必要がありますが、

『晴れた日の長靴』

程度の事はOKにしてみて下さい。

 

 

いわゆる ❝常識❞ といわれるものに囚われたらダメ

 

 

『子供の頃、自分がそうやって育てられた』という事を踏襲するのではなく、もっと自由に子育てして欲しいと思います。

 

先述しましたが、ユーチューバーが出てきたり、プロゲーマーが出てきたりと、世の中はあの頃から大きく変化しています。

 

『ゲームは何時まで』というルールは必要だと思いますが、『ゲームのやりすぎは悪い』という根拠の無い常識は捨てましょう。

 

僕たち夫婦は、基本的に日曜日の夜は食事を作りません。

 

外でバーベキューをする事はありますが、それ以外は外食をするか、冷凍食品をそれぞれが勝手に解凍してお腹が空いたら食べるというスタイルです。

 

その間、お腹が空くまではそれぞれゲームをしたり、本を読んだり自由に過ごしています。

 

『宿題をしなさい』も言いません。

 

宿題をせずに先生からお咎めを受けるのは本人です。

 

先生に咎められても、その場を乗り切れるのであれば良いと思います。(先生スミマセン。。)

 

ただ、平日はできるだけご飯は作りますし、みんな揃っての頂きますをします。

 

他にも、色んな部分で自分の親からすれば考えられない ❝常識外れ❞ のルールがウチには存在するので、今でも僕が親から怒られたりします(笑)

 

でも、その時にいつも言うのが、

『四人の息子をみんな同じに育てようとは思っていないよ』

という事です。

 

それぞれの個性を磨く為には、絶対的に ❝好きな事をさせる自由な時間❞ が必要だと思うからです。

 

戦後の日本の教育は、『文句を言わず、勤勉に働く画一的な労働者を育てる』事に重きが置かれていた気がします。

 

もう、そんな時代はとっくに終わっています。

 

ジェフ・ベソスやマークザッカーバーグを育てようとは微塵も思っていません。

 

ただ、将来働く事になった時に、本当にやりたい事を仕事にして貰いたいなーと。

 

サラリーマンとして働くにしても、自由な発想とアイデアで世の中に貢献して貰いたいと思っています。

 

何はともあれ、何度も言いますが時代は変わってます。

 

親がもっと自由な発想で子供に接していかないと、子供は絶対にその枠から出ないという事だけは言えますね。