今日は、リモート農業への第一歩として、プランターでの土作りをしました。
リモート農業という言葉が世の中にあるかどうかは知りませんが、実際にニンニク栽培を行う小坂(おさか)地区まで車で20分程度掛かる為、毎日通う事は現実的に無理。
そこで、畑の育成状況が石垣地区にある事務所からでもある程度分かる様に、出来るだけ同じ環境でニンニクを栽培する事にしました。
そして、ついでと言っては何ですが、3つのプランターを準備して、それぞれ土に混ぜる養分を変えてみて、それぞれの育成状況を観察することに。
一つめは小坂の畑から持ってきた土のみ。
二つめは土に鶏糞を混ぜた物。
三つめが土と鶏糞に苦土石灰を混ぜた物。
実際の畑では、鶏糞と苦土石灰を使用し、追肥の際には化成肥料を使用する計画です。
今回の目的は
①リモートで育成具合をどれだけ確認できるか
②どの肥料がニンニクの育成に合っているのか
の二点を確認する事です。
そんな事をやってると、様々な方から異口同音に『どこを目指してるの?』と聞かれます。
答えは僕の心の中にあるのですが、とにかくこれまでの常識が通じなくなったことを強く実感しているので、今までと違う取り組みをやらなきゃいけないと思うんです。
でも、全くノウハウも経験も無い違う事をやってしまっては、上手くいく可能性を下げてしまうだけです。
僕自身は農業ド素人です。
でも、畑のオーナー様のお知り合いには農業に精通された方がいらっしゃいます。
そして、ウチの利用者メンバーの中には園芸や農業が大好きなメンバーがいます。
僕はド素人ですが、協力して下さる方の中にエキスパートが居て、その作業を好む方が居る。
となると、これはもう僕自身がその能力を有しているのと同じだという事です(笑)
自分が出来ないならできる人の力を借りればいい。
畑が無いなら借りればいい。
その代わり、その方々にどんな形でどれだけの対価を払えるのか、先ずはそれをお示しする必要があると思います。
『どこを目指してるの?』と聞かれれば、言葉では『まだ着地点は見えてない』と答えます。
でも、この経験が今後の自分にとって、大きな意味を持つことは間違いありません。
今まで『常識』や『答え』とされてた事が崩壊した今、新たな経験を積み重ねておくことがとても重要ですし、『それに何の意味がある?』なんて考えることすら馬鹿々々しいと思います。
明日の自分を決めるのは、今日の自分の行動だと思います。
『種を撒かなきゃ実はならない』とは良く言ったものです。
とにかく、誰かの助けを得られるのであれば、色んな事に挑戦していこうと思います。