平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

昨日の晩御飯中に、久しぶりに長男を褒める出来事がありました。

 

 

 

日頃から何気ないところを褒める様にはしているのですが、昨晩は長男の考え方について『素晴らしい』と思う事があったのです。

 

 

 

それは長男の愚痴から始まったのですが、どうやら部活での練習メニューに不満があるそうで、『せっかく人工芝のグランド借りてるのに、やってるメニューがいつもと同じで意味が分からん』と。

 

 

『折角なんだから日頃できない事をすれば良いのに。』

 

 

 

 

と言った具合に、県総体に向けてもっと強度を上げるべきというのが彼の考えの様でした。

 

 

 

 

僕はその話を聞いて直ぐに『君は凄いね! ちゃんと自分の考えを持っててそれは素晴らしい事だと思うよ!』と伝えました。

 

 

 

 

 

そして、『なぜわざわざグランド借りてるのにいつもと同じメニューなのか、先生にも何かしらの意図があってのことだとは思わない?』と問いました。

 

 

 

 

 

長男が『それは分からん』と答えたので、

 

 

僕は『走るにしても、ボールを蹴るにしてもクレー(砂)と芝では全然感覚が違うやん? 大会は天然芝なんだから、いつものメニューであっても芝に慣れておく事に損は無いと思うよ?』と伝え、

 

 

 

 

 

『なぜ先生は同じメニューをさせるのか、そこを考えるだけでも素晴らしい事だから』と伝えた上で自分なりの考えを持つ事を褒めつつ、その先にある ”先生にはどの様な意図があるのか” を自分なりに考えてみる事の重要性を伝えました。

 

 

 

 

 

ただ漠然と先生の指示に従うのではなく、『自分に指示を出すなら俺が納得のいく根拠を示せ!』と言わんばかり思いは大事だと思います。(社会に出れば納得いくいかないとか言えないんですけどね笑)

 

 

 

 

そして何より嬉しく思った事が、長男が『勝つためには』という事にちゃんと拘って取り組んでいるという事です。

 

 

 

勝つ事が全てとは言いませんが、メッシの格言に『負けから学ぶことは無い』という言葉がある様に、一つの事に真剣に取り組んだ人にしか見えない景色があるのだと思います。

 

 

 

 

 

長男は成長してるなーと、親ながら嬉しく思いました。