平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

このままじゃ学校の先生が居なくなっちゃうね

清々しい朝です。

 

 

つい、寝坊しました。

 

 

それでも、朝のコーヒーを抜かすだけで十分間に合うので時間には余裕があります。

 

 

そんな朝を迎えられるのも、気持ちに余裕があるからこそ。

 

 

 

会社が軌道に乗らず、資金繰りに窮してた3~4年前は朝が来るのが怖かった記憶があります。

 

 

 

それでも、『自分なら何とかなる』という気持ちが維持できた事で今となれば何とかなりましたが、勤め人だと自分だけで何とかなる問題では無くなりますよね。

 

 

 

その代表例が学校の先生ではないでしょうか。

news.yahoo.co.jp

 

 

政府も『DX!DX!(デジタルトランスフォーメーション)』なんて声高に推奨していますが、教育現場というより先生方の働き方こそ改革が必要な気がします。

 

僕も半官半民の仕事なので少しだけ共通していますが、とにかく無駄な報告や紙資料の保管、申請などが沢山あります。

 

 

恐らく、我々でも感じてるくらいなので本職の公務員はもっと沢山あるのでしょう。

 

 

 

その中でも、時代の変化と共に変わっていける部分もあるかもしれませんが、何より難しい問題は "保護者問題” だとつくづく思います。

 

 

モンスターペアレンツという言葉が出てきて久しいのですが、具体的な解決策なんて見出せる訳も無く、未だに難しい問題として残ってますよね。

 

 

 

 

僕も子供のサッカー関係で他の保護者と接する機会が増え、その場に身を置いてみるとドロドロとした組織に動き辛さをつくづく感じます。

 

 

 

 

何より噂話が多いんですよねー。

 

 

 

『らしい』とか『みたい』のような、憶測とも断定ともとれるような話しぶりをよく耳にしますが、これがまた厄介。

 

 

 

既に僕も "噂のネタ” にされてたという情報を、その噂をしていた女性の "旦那さん” から漏れ聞くということがあったんですが、たかが1年ちょっとで噂の対象になるなんて、本当に面倒くさいですよね。

 

 

 

 

シンプルにA側とB側が揉めてる理由を指摘して、『こうしないと解決しないよ』と解決案を示しただけなのに、『あの人は部内で権力を得ようとしている』とか『A側について自分の子供に有利に働かせようとしている』とか、あり得ない事を裏で色々言ってるみたいなんです。

 

 

ハッキリ言って、そんな狭いところで権力得た所で何の利益も無ければ、得るものそのものが何も有りませんよね。

 

 

そして、子供の事に関しても僕は無関心という訳ではありませが、本人の実力がどうなのかに特化してるので、周りにどうこうしてもらいたいなんてこれっぽっちも考えて無いんですけどね。

 

 

 

 

まぁ、こんな事ばかり言ってる親を相手しなきゃいけない先生が、本当に不憫でなりません。

 

先生も本来の仕事に全然取り組めませんよね。

 

 

DXで解決できる部分は確かにあるでしょう。(多分ね)

 

 

 

でも、そこに子供を通わす親をまず何とかしないと、根本的な解決には絶対にならないと思います。

 

 

 

僕は、『どうせ子供がする事だから』という考え方を持っていません。

 

 

 

なので、うちの子が他の子に『この鉢植え、お前が持って帰れ』と言われた時も、その子の親に抗議に行った事があるのですが、実はそのご家庭はPTAや先生の間でも『困った家庭』として共有されてたみたいで、妻からも『十分に気を付けてね』と忠告を受けました。

 

 

 

詳細は省きますが、その親も『ウチの子は悪くない。 お宅の子供だってウチの子に迷惑かけてる』と言ってくる始末。

 

 

 

僕は、子供の意思を確認した上で『それなら今後は接触を避けさせましょうよ』という提案をして合意してもらいました。

 

 

 

その後、そのご家庭は引っ越したみたいですが、今回の様に話をして何とかなれば良い方で、そうもいかない家庭がちらほらあるのが現状です。

 

 

 

 

これは、『先生と生徒の家庭』という問題にせず、もう少し広い枠の中で解決すべき問題ではないでしょうか。

 

 

 

例えば、仲裁人として学校と家庭の間に入ってくれる "専門的な第三者組織” を作るとか。

 

 

 

 

学校側が問題のあった家庭の親を呼んで話したとしても、その場はブラックボックス化されている事も有って "言った言わない” の話になりますし、水掛け論や感情論になる事を防ぐ必要があるからです。

 

 

 

もうここまでくれば『どうやったら先生を保護できるか』に全振りした方が良いと思います。

 

 

 

もちろん、逆のパターンで『問題のある先生』が一定数いるのも大前提です。

 

 

 

でも第三者が入れば、そこにも気付いて指摘できる様になるんじゃ無いかと思います。

 

 

 

いずれにしても、一回は思いっきりどっちかに振ってみて、その結果を見る事が最善です。

 

 

 

もう待ったなしの状況なので、何とか少しでも解決の道に進んで欲しいものです。