東京オリンピックの本当のレガシーは、日本に蔓延る汚職や利権を根絶する "足掛かり” になった事なのかも知れませんね。
3回目の逮捕となった高橋氏が、森元会長にもお金を渡した事を認めてるのですから、森さんだけ "お咎めなし” とは当然いかないはずですが、日本という国は本当に闇が深いので、ここでもどんな利権や特権が働くのか見ものです。
さて、今朝はこんなニュースがありました。
僕も大好きファミリーマートが、『プラゴミ削減』の為にプラスチック製のフォークを廃止する事にしたそうです。
が、こんな大企業が真剣に "プラゴミ削減” について議論を重ねた結果がこれだとしたら、正直『?』でしかありません。
しかも、スプーンは柄の部分に "穴” を開けて軽量化・削減すると。。。
マジで言ってるんですかね。。
そもそもですけど、プラフォークを廃止する事で環境への悪影響がどれだけ解消されるのか、その位はデータを取った上での廃止決定なのかが疑問です。
いっその事、スプーンまで廃止すると言えば本気度が少しは伝わったと思いますし、マジで取り組むならペットボトル飲料の取り扱い自体を辞めるべきかと。
昨今のレジ袋有料化にも、 "そもそも論での議論” が噴出してるのは大企業のファミリーマート様ならご存知のはず。
『有料化したことで、小売店が儲かってるだけじゃん』
『有料化しなくて良いはずのレジ袋まで有料化されてる』
『そもそも、環境問題の急先鋒はレジ袋じゃない』
そんな声が聞こえてくる中で、プラフォーク廃止がどれだけ環境に影響するのでしょうか。
こういうのって、視点がズレてるから論点がズレて、結果として結論がズレるんだと思います。
どちらかと言えば、『環境保護問題に取り組みたい』という姿勢より、『環境保護問題を理由に経費削減したい』という姿勢が透けて見えますよね。
経費削減は企業にとって永遠の課題であり、常に取り組まなきゃならないものです。
ウチの会社でも、支払い時期を翌々月にずらす為に決済の日を検討したり、購入には優先順位を付けて購入するなど、余念がありません。
でも、『お金は使い方が大事』と常に心に留め、職員や利用者さんの "安全面や効率面” を最優先し、可及的速やかに購入が必要と判断すれば即座に購入するようにしています。
これは、お金の使い方が下手な経営者の下で仕事をした経験から得たもので、『そこをケチってそこに使う!?』と言うのを嫌と言う程見て来たからです。
なんか、ファミリーマートくらいの規模の会社なら、もっと頑張って欲しかったなーと。
せめて、『プラフォーク削減の取り組みとして、代替品となる〇〇を開発しました!』とかなら気持ちよかったんですけどね。
そんなものを開発するのにはお金をかけず、ただ単に『廃止します!』ってただの愚策だと感じてしまいます。
なんかなー、日本の企業はお金持ってるんだから、もっとイノベーションを起こして欲しいなーと思う今日この頃です。