平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

仕事って何なんでしょうね

このブログを読んで下さってる方の殆どが、所謂 "社会人” だと思うのですが、"仕事" についてはどんな思いで取り組まれているのでしょうか?

 

 

ある人は "自己実現の場” と言いますし、またある人は "生活の為のツール” だとも言います。

 

 

学生の肩書が外れてしまえば、基本的には自分で収入を得るために働かなければいけませんよね。

 

 

でも、その仕事が原因で心を病んでしまう人がいるのも現実です。

 

そんな場合って、 『なんの為に仕事してるの?』ってなりますよね。

 

 

 

僕も高校を卒業と同時に学生の肩書を失いましたが、 "社会に出る” っていう意識が全く無かったんです。

なので、就職先も決めていませんでしたし、もちろん進学をする気もありませんでした。

 

 

そして、ファストフードのアルバイトも、社員さんのブラックな働き方を見ていたので巻き込まれる事を懸念して "高校卒業” を理由に辞めていました。

 

 

特にやりたい事も無く、取り敢えずダラダラ。

 

 

 

天神を歩けば、『この人、どんな仕事してるんだろ?』って思うほど自由なファッションの人ばかり歩いてるし、友達はちゃんと就職して車買ってるし、それでも気持ちに焦りが無いのが、今思えば不思議です。

 

 

それから程なくして一応就職はしたのですが、自分がサラリーマン不適合者である事に気付くまでには、そう時間は掛かりませんでした。

 

 

派遣会社に登録し、色んな職種を経験させて貰いましたが、当然の様に行く先々に指示を受けてから作業する訳ですが、作業を進める内に必ずと言って良いほど改善点が目に付くんですよね。

 

それは、作業効率の面もあれば人間関係の面も有りますし、指示の出し方一個にしても気になりだします。

『いやいや、それならこう伝えてくれれば分かりやすいのに。』とか、『そこまでやらなきゃいけない理由が分からない』などと、不満が募ります。

 

 

『合理的こそ正義!』とは思いませんが、形骸化していたり重鎮が牛耳る組織ってなんか好きになれなかったんですよね。

 

 

 

なので、今の会社作りはその経験を活かしたいと思っています。

 

 

 

8時に来なきゃいけない理由は何?

っていう所から、しっかり話すようにしてるのも、それが理由です。

 

 

利用者さんをお預かりする以上、最低であり絶対的条件は無事故です。

 

 

その上で、一人一人がどんな問題や課題を抱えていて、何が仕事に支障をきたしているのかを考え、一緒に取り除いていきながら成長を支援する。

 

 

これを仕事に出来てる事自体が、僕自身は幸せな事だと感じています。

 

 

 

時には我武者羅に、時には深く考えず、時には少し大きな目標を持って取り組む事が大事だと思います。

 

 

人って、やっぱり『誰かの役に立ててる』っていう実感が大事なんですよね。

 

 

 

成長って、そんなに強く実感できるもんじゃないですよね。

 

 

進んでいないようで進んでるし、進んでる様で進んで無いし。

 

 

 

一朝一夕には物事は進みませんが、そこには辛抱が大事ですよね。

 

 

 

今日の自分より明日の自分って良く言いますけど、そうだと思います。

 

 

 

とにかく今日を一日コツコツ。

 

 

 

目の前の事を楽しむかどうかは、自分の心次第ですよね。