かれこれ10年位お付き合いして下さってる先輩と、久しぶりにお会いしました。
その方は広告料収入がメインの事業をされてるのですが、以前から紙媒体である事に先行きの不安を感じていました。
そして、今回のこのコロナ。
広告を出す企業や飲食店が激減した為、更なる収入源になってしまったそうです。
そんな中、先輩がボヤかれたのが
『ウチの社員は、もう2年も働かずに給料だけ貰ってる』
『たまに出社してきたら文句しか言わない』
と。
なるほどー。
今回のコロナ禍で、日本政府が取ってきた政策の落とし穴の一つがこれですよね。
『働かなくてもお金が振り込まれる』というのを、個人にも企業にもやっちゃったんです。
恐ろしい結果が出てるのを皆さんご存知でしょうか?
なんと、
コロナ禍になる前より、今の方が企業の倒産件数が減ってるんです!!
要は、そもそも自転車操業してて、手元の資金が直近で無くなる(はずだった)企業を、コロナ融資で助けちゃったんですよね。
『雇用を守る!』
って聞こえは良いんです。
でも、その為に企業にお金を貸しちゃった。
守るべきは、“雇用” じゃなくて“生活” だったので、企業に融資したり補助金出したり協力金支給したりしないで、倒産後の国民の生活を保障する方が正しかったんです。
もうね、日本国民は働けない民族になってると思いますよ。
“勤勉” なんて幻想です。
そのワードを押しつけられた僕たち世代は、本当に迷惑してます。
24時間戦えますか?
って、んな訳ねーよ。
そんな時代があったんですよ。
肩の力抜いて、週3日休んで、生産性上げて今より給料を取る。
これからは、モーレツに働く日本人じゃなくて、良い感じに働く日本人を目指すべきだと思います。
今日も、ラジオで国会中継聞きましたけど、相変わらずの茶番ですね。
野党は『総理にこんな事言ったった!』
って手柄を欲しがりますし、
与党は『ありがとうございます!是非宜しくお願いします!』
って言える質問しかしない。
こんな“議会”いつまでやってんですかね。
そうやって出来た法案が、ゼロゼロ金利だったりする訳ですよね。
今までは、貸す対象に企業があったから何とかなりましたが、返済に困って倒産する企業が増えた時には個人に貸す事になります。
が、そんな事できますかね?
本当の “日本恐慌” はこれから始まるのかも知れません。
そんな時、ただただ会社から支払われる給料に頼るのか、それとも自分で稼ぐ力を身に付けるのか。
どっちが良いかって?そんなん決まってますよね?