平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

論理的思考法(ロジカルシンキング)のすすめ

前にも書きましたが、僕は大分県ビジネスプラングランプリと、日本YEGのビジネスプランコンテストの双方で“準グランプリ”を獲得した経験があります。

 

シルバーコレクターの異名を持つ僕が、会社経営でも活用している思考法の一つに論理的思考(ロジカルシンキング)と言われる考え方があります。

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僕は大学に行ってませんので、専門的に学んだ事も無ければ、その重要性を教えて貰った事もありません。

 

でも、何かを“成し遂げよう”と思った時には自分一人の力では足りず、誰かを頼らなくていけない状況にぶつかるので、どうしてもこの考え方が必要になるんです。

 

でも、僕には経験も知識も無い。。

 

そんな時に僕が考えた事は、誰かから

①技術的援助を受ける

②資金的援助を受ける

③広報的援助を受ける

これができれば、『自分に能力無くても良いじゃん!』と考えました。

 

 

社会にイノベーションを起こせる様な発想があっても、一人で実現するのは容易ではありませんよね。

 

大企業の一員として予算を充てがわれたり、ベンチャーとして資金調達に成功するなど、資金的にも環境的にも揃ってる事の方が稀だと思います。

 

という事は、環境が整っていないのであれば自ら整えるしかないと。

 

はてさて、どうやって整えるか。

 

僕が行った事は3つ。

 

先ずは自分が出来る最小限の資源で

①技術的な方法を考えて紙に書く

②融資やクラファン、補助金助成金などのありとあらゆる資金調達方法を考える

③お金が掛からないSNSや、創業支援機関に持ち込んで広報してもらう

ということです。

 

その為には、やらなきゃいけない行動があります。それが、

①自分の頭の中を整理する

②資料に落とし込む

③分かり易く、端的になる様に削ぎ落とす

④伝わる様に、論理的に話す 

⑤共感を得る

事です。

 

これをやるって、かなりの体力と時間を使います。

 

なので、それなりに続いてるお店や企業の殆どが、これをやってないんですよねー。

 

これまでの日本は、社会に出てからの知識と経験を重視してきました。

 

それは、ラーメン屋も大工も一緒です。

 

 

その結果、今回のコロナ禍ではゾンビ企業と言われる会社が大量発生したと、僕は思っています。

 

ラーメン屋さんでも、そのお店が流行ってる理由が

①立地

②味

③接客

④内外装

⑤客席のレパートリー

ブランディング

⑦選択肢の豊富さ

⑧お得感

などを分析する必要があるんですよね。

 

その分析を今までやってないんですよ。

 

知識と経験だけじゃなく、『どうして儲かってるか』『どうやって儲けるか』を“論理的”に飲み込む必要があるんですよね。

 

プレゼンって、単純にそれを吐き出す場所なんです。

 

僕の予想では、元雨上がり決死隊の宮迫さんが展開する『牛宮城』は三年以内に終わりますね。

 

何故なら、立地と客単価に乖離がありますから。

 

味、内外装、客席のレパートリー、(良くも悪くも)ブランディングは成功してると思われます。

 

でも、10万円出しても『お得』と感じる『選択肢』と『立地』では無いと感じています。

 

今は“よしみ”で芸能人が通って、『美味しかった!』って言ってますけど、芸能人だけで100席埋まりますかね?

 

一般人が通いやすい『立地』とメニューの『選択肢』に、『この金額でも通いたい』と思う『お得感』が得られるかは疑問です。

 

小金持ちのしゃちょーさんが、女の子にええ格好する為に使うのが浸透すれば、3年以上持つでしょうけどね。

 

牛宮城は、その程度だと思います。

 

お金持ってるアピールをしたい人の間で流行るお店でしょうけどね。

 

なので、大切なのは理論的思考だと思うんです。

 

理論的思考とは、単純に定義付けると『未来を読む力』だと思います。

 

結果は、手前の原因で決まるんですよね。

 

マーク・ザッカーバーグが子供の頃にパソコン触って無かったらFacebookは生まれてませんし、僕が今からボクシング始めても世界王者にはなれません。

 

 

当たり前の事ですが、なかなかこれが理解されて無い気がしてます。

 

なので、今後もこのネタをブログにしたいと思います。