平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

結婚式が嫌だった人です。

家事もひと段落という事で、前から触れてみたかった話題に触れてみたいと思います。

 

僕は、12年程前に結婚したのですが、未だに式が必要だったのか、考えてしまいます。

 

結婚する=式を挙げる

 

となってる世の中ですが、どうしても式を挙げなければいけない理由が分からなかった事と、僕自身がそれを負担と感じた事がその原因です。

 

『結婚して下さい』

 

と言った翌日には手元にゼクシィがあり、『今時の結婚式はこれ!』と押し付けられます。

 

『女性にとっては人生一度の晴れの舞台』

『今は和装が主流』

『流行のドレスを着たい』

 

どれも結婚式は“するもの”である事が前提であり、女性が望む式を執り行えない男はその後のイニシアチブを渡す覚悟が必要です。

 

なので、式を挙げる事を前提としてる風潮は本当にやめて欲しいと言うのが本音です。

 

そもそも、目立ちたく無いんです。

 

慣れないタキシードを借りたって、着心地は良くありません。

 

①皆さんに無理して集まって貰い、目立ちたく無いのにスポットライトを浴びて、少し明るめな(皆んなが分かる)音楽を掛けて入場。

 

②直ぐに消されるであろう写真を撮られながら歩いて向かう上座。

 

③座ってからも延々と続く挨拶。

 

④練りに練られた順番で粛々と進み、親父ギャグが飛び出す挨拶をやり過ごして始まる歓談。

 

⑤人望も無いのに準備された友人からの出し物。

 

⑥次々に運ばれるシェフご自慢の料理。

 

予算がある新婦は、お色直しでまた①〜⑥を繰り返します。

 

最後に

 

⑦お涙頂戴の手紙。

 

もう、何回出席したか分かりません。

 

そして、何回挨拶したり乾杯の発声したか分かりません。

 

これ、何の意味があります?って思った事のある男性って、まぁまぁ居るような気がしてます。

 

『意味なんて、そんな固い事言うなよー。』

 

って言われそうですし、固いと言えば固い気がします。

 

でも、本当に本当に、僕は”現在当たり前となっている形式”の結婚式って不要だと思ってるんです。

 

そりゃ、愛する女性がドレス着たいって言ったら、着てもらえる様に、何とかしたいですよ。

 

でも、僕はそれと同じ位に式をしたく無い。

 

『こうやるのが当たり前』

 

ってなってる風潮が嫌いなのかも知れません。

 

でも、何億円も掛けてる芸能人もいますが、それが=幸せとも限らない。

 

女性としての幸せ=ウエディングドレス

 

っていうのがこの世の中に少しでもあるなら、『それは絶対にイコールじゃない』と言いたいんです。

 

完全に、結婚式場経営をしている企業と、それにぶら下がる出版会社に踊らされてるだけの様にしか思えないんです。

 

彼らの願いは僕達の幸せでしょうか?

 

もちろん、それを真剣に願う人も、中にはいま、、いま、、いま(す)。

 

でも、さっきも書いた様に結婚式=幸せでは無い様に、式の成功=幸せともならないんです。

 

なので、その後そのカップルが別れようが何しようが一切関係ない。

 

今や結婚式は、その業界に生きる人の生活を守る為に存在するとすら、感じています。

 

僕みたいに結婚式が嫌だって人が、ちゃんと意見を言えると良いなーと思います。