5月が締まりました。
今年に入ってからというもの、ずーーーっと売り上げがくすぶり続けています。
前年度の下期と比較しても利用者数は横ばいか増加の傾向にありますが、単価の低下や実質的な利用日数が横ばい又は減少の月もあり、『利用者数の割には利用日数が伸びない』という壁に直面しています。
GH(グループホーム)の担当者さんと話をしていても、『なんかこの時期はみんな調子が悪い』という声が聞かれます。
しかし、相談員さんとお話をすると『積極的に新しい所を探している人も何人かはいる』という話も出てきます。
5月だけで見てみれば、これまでは計画の100%に近い通所をしていた利用者さんが80%台に低迷するなど、約34万円分の売り上げを落としていました。
『先月はこの利用者さん。今月はこの利用者さん。』と言った感じで全員が揃う事が無く、爆発には至らなかったという状況です。
精神や知的の方は、同居する家族やGHで共同生活する人の影響を受けやすく、本人の体調面だけを見ていればOKとはなりません。
利用者さん同士でぶつかり合うなどのゴタゴタが原因になる事はありますが、今のウチの状況を見てみると、どちらかと言うと『お母さんが調子が悪い』などの家族間での不調が主な原因となっていまる様です。
こういう時こそ、表情などの僅かな変化に気付いて、声を掛けられるかがカギになります。
『今日は、この作業に出たくない』
そんな声の裏に潜むニーズを引き出すのが我々の役目でもあります。
その様な感情のコントロールや、周囲との付き合いがちゃんとできるなら、一般就労に行けますよね。
『辛いのは本人』というスタンスで、向き合っていきたいと思います。