平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

クロ現が凄い特集してる

今日のクローズアップ現代は、『共同労働』を取り上げています。

 

共同労働とは、そこで働く全ての人が“出資者”であり、“経営者”であり、“労働者”であるということの様です。

 

番組を見る限り、それぞれが自分自身で仕事を作って働き、給料を決める事で凄いやり甲斐に繋がってる事が特徴です。

 

個人的には、凄く良い働き方の一つだと思います。

 

組織の中で命令され、やりたくない仕事や売りたくないサービスを売ることを強要されないのが、僕には魅力的に感じます。

 

ただ、現在の職種の多くはソーシャルワークが多い様で、どうしても収入面が不安になりがちな様です。

 

それでも、働き甲斐には変えられない様で、今後もそのニーズは出てくると思われます。

 

そんな中で僕が懸念するのは、やはり収入面です。

 

結局、事業継続には適正な事業収入が必要で、事業拡大には余剰利益を積み上げる事が必要です。

もちろん、借り入れで設備投資をする事も可能ですが、この共同労働では誰が代表してお金を借りるの?という疑問が残ります。

 

単純な発想では、高齢者が中心となって地域課題の解決を目的とするのであれば十分です。

 

しかし、本当の意味での経営判断が必要になった時、意見が分かれる可能性もありますよね。

 

スピード感を持って判断しないと直ぐに取り残される時代。

 

皆んなで話し合って、納得感を持って決めて行動する。では、絶対に遅れる事が出てきます。

 

その時の責任も皆んなで分担となると、納得しない人も出るはず。

 

共同労働。

 

新たなテーマが出てきたなーと、ちょっと楽しみにしています、、