平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

皆が疲弊してしまう前に。。

特にこれと言った内容ではないのですが、ふと思ったのが、

『応援したくてもできない状況になる前に何とかしないと。』

という事です。

 

僕の住んでる別府でも市中感染が広がり、接待を伴う飲食店が集中している北浜エリアは壊滅的な状況です。

 

そこで、飲食店を支援しようとする動きが行政を中心に動き始めていますが、このままいけば応援する側(飲食店経営者では無い、客の立場の人)も収入が減ってしまい、応援したくてもできなくなるのではと感じています。

 

『金は天下の回り物』

 

飲食店とは別業種である旅館が傾くと、リネンや八百屋、鮮魚店精肉店などの仕入れ先の経営が厳しくなるほか、そこに勤める従業員さんの収入も減り始めます。

そうなると、総じて財布の紐は固くなるどころか、『そもそも払えるお金が無い』状況になります。

 

そこまで来てしまうと、人の移動が減る事でガソリンスタンドの経営は厳しくなるし、車が走らない分、修理も少なくなって修理工場も動かず、部品の需要も下がる。

 

こんな負のスパイラルが、もう目前に迫っていると実感しています。

 

果たして、この状況を食い止める事はできるのでしょうか。

 

テイクアウトや宅配を充実させた所で、消費者の手元のお金が無くなれば意味がありません。

 

かと言って、国家予算の40%以上を赤字国債で賄う状況にまでなっている状況で、追加の財政出動で国民に現金給付を再度行うのは現実的でも無く、かと言って、富裕層が保有する財産を没収する訳にもいきません。

 

お金をむやみに刷ればデフレになりますし、一体どうすれば良いのでしょうか。

 

今できる事と言えば、『お金を持ってる人や会社が積極的な消費を広く浅く行う』事ではないでしょうか。

 

国の税収が減っている以上、お金を出す為には赤字国債の発行しか手段がありません。

 

国会議員自ら身銭を切る事も、彼らは絶対にしません。

 

 

ならば、彼らに見切りを付けて、我々国民一人一人ができる事を考えないといけないのではないでしょうか。

 

国民が立ち上がって、国民の手で日本を復活させる。

 

それが成功した暁には、彼らに三行半を突き付ければ良いんです。

 

その位、政治に対してはシビアになるべき時が来てるのではないでしょうか。