間伐材の事業が赤字だそうです。
確かに、間伐材を確保する場所自体が山奥でしょうし、林業界自体が高齢化していて人手不足も深刻化していると聞いています。
この記事を読む限りの問題点は
①人件費
②輸送費
③低品質
だと思います。
だとすると
①人件費の削減
②輸送費の削減
③高品質の確保
が課題解決の糸口でしょうが、これを行政主導でやってもまず黒字化は無理でしょうね。
そもそも人手不足なので、ここから人件費を削るのは現実的に無理でしょうし、物理的距離が現実的にあるので輸送費も削れないでしょうし、発想の転換や品質改良も含めて考えないとブランディングできないと思います。
今のやり方は、
『森林保全しないとやばいから何とかしよう』
『やるなら事業化しないと継続できないから事業化しよう』
という様に、発想が後手後手だと見て取れます。
こういう事業こそ、攻めの姿勢を持たないと絶対に利益出ません。
そして、利益を出す為には様々な民間が関わる事が重要です。
そのスキームを考え出せる人が、果たして今の現場にいるのでしょうか。
民間に託すにしても、柱となる一社は必要ですが、その一社のみで進めるのでは成果は出ません。
中長期の計画も含めてやらせて欲しいなー