平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

やっぱりややこしい事になってきたねー

昨日の記事で書いた日本学術会議の件ですが、早速動きがありました。

 

『権力に逆らうと色々やられちゃうよね』という事で、学術会議そのものを見直すと言い出した事に反発は必至だとは思っていましたが、やはり野党がしっかり噛みついてきました。

でも、その噛みつき方がちょっと違うかなーと思った記事がこちら

news.yahoo.co.jp

です。

 

なんか、論点のすり替えと言ってる事が論点のすり替えになってる様な。。

 

だって、6人を任命しなかったのは、そもそもその ”存在意義” に政府が疑問を持っていたという腹の内がある訳ですから、行政改革の対象になるのは当然の事で、ここで野党が言わないといけないのは『論点をすり替えるな!!』ではなく、『権力を乱用するな!!』なのです。

 

年間10億円もの国家予算がぶち込まれているのに、なのに ”専門家” というスタンスで政府にとって耳が痛い事も言ってきかねない組織なのです。

 

これって、自分で目の上のたんこぶを作り続けている様なものじゃないでしょうか?

 

日本学術会議も、本当に独立性を保ちたいのであれば、国家予算ありきの運営では無く、資金面も独立するべきでしょうね。

 

っていうか、国家予算で運営されていながら、『独立した組織として提言』してきたのであれば、なかなかの図太さだと思います(笑)

 

『長い物には巻かれろ』がスローガンである僕には到底できません。

 

いずれにしても、学術会議は国家予算で運営されている以上、『学問の自由』という権利を振りかざすだけでなく、義務としてその存在意義を国民に示す必要があります。

 

そして政府も、臭い物に蓋をする様な政策は取らず、耳の痛い事を言ってくれる組織を大事にするべきです。

 

『半分は予算付けるから、もう半分は自分たちで何とかしてよ』というスタンスからスタートしてはどうでしょうか?

 

中曾根元総理の葬儀の時にも書きましたが、そこに賛同する人が本当にいるのであれば、その人たちからお金を集めたら良いんですよ。

 

なんでもかんでも税金で賄わなくてもさ。