平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

『暇な時に従業員にやらせてる』はやっちゃいけない

駄目な経営者が一番やりがちな指示が

『それ、暇な時にやっといて』というやつ。

 

焼肉店なら鉄板磨き

 

夜のお店などのスナックなら店の掃除

 

自動車販売店や鈑金屋、または問屋などのルート営業なら洗車

 

設備屋なら回収した廃棄物の解体など。

 

 

鉄板磨きや掃除などの諸々の作業は、外注に出すと経費が別に掛かるという理由で従業員さんが空いた時間にやっちゃうケースが殆どですが、皆さんの本業は果たして何でしょうか?

 

焼肉店やスナックなら集客して接客サービスすることであり、自動車販売店や問屋なら新規開拓して商品売ったり、既存のお客さんに新しい商品やサービスを提案することではないでしょうか?

 

営業活動さえすれば、本業でまだまだ稼げるはずなのに、
『空いた時間に従業員にやらせる』についついなりがちです。

 

 

例えばですが、板金工が1台の鈑金を2日(1日8時間労働)で終わらせたとします。

 

請負代金は50,000円です。

 

1時間当たりの生産性は50,000円÷16時間=3,125円 です。

 

この生産性を一人の板金工が1か月続けたらどうなるでしょうか。

 

単純に計算しても(3,125円×8H)×22日=550,000円となり、半分を給料に充てても275,000円が会社の利益となります。もちろんそこから経費などが掛かりますが、従業員が5人に増えても6人に増えても同じ生産性を確保できれば、その分だけ会社の利益は単純に増えます。

 

であるならば、とにかく会社は営業活動を積極的に行い、どんどん仕事を受注してくるべきで、会社の雑務を気軽にやらせるべきでは無いのです。

 

そもそも、雑務は利益を1円も生まないことがほとんどです。

 

資源として売る事が出来たとしても、本業の生産性には到底及ばない事は理解に難くありません。

 

『いやー、ウチの従業員は職人気質で、営業なんかとても』なんて声も良く聞きます。

 

でも、今の時代、どぶ板営業だけが主流ではありません。

 

チラシだってネットで注文すればめちゃくちゃ安く刷れますし、ネットを使っての集客もできます。

しかも、いずれにも助成金が使えるのがほとんどで、2/3助成なんてザラです。

 

経営者は常に情報を収集することに注力して、職人さんに現場を任せる事が重要です。

 

営業マンにはとにかく動いてもらい、お客さんのニーズを掴んだり新商品を売り込んで貰う事が重要です。

 

とにかく、本業の儲けにこだわって売り上げを確保する。

 

従業員さんにはその活動に注力してもらい、その他の余計な業務は外注に出すべきなのです。