平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

アウトソーシングのコンサルティングやってます。

今日はアウトソーシングについて書いてみたいと思います。

 

sic.hatenablog.com

 

  1. 障害者就労支援事業所ってどんなところ?
  2. 仕事を任せて大丈夫なの?
  3. 実例1
  4. どんな仕事を任せて良いのか分かりません
  5. 企業にとって良いとこ取りができるのはなぜ?
  6. 障害者の方にもメリットあるの?
  7. 何から取り組めば良いのか教えて!!

 

 という声を企業様から沢山頂きますので、少しご紹介します。

 

  1. 障害者就労支援事業所ってどんなところ?

  支援事業所へ通所できるのは、障害者手帳及び療育手帳を取得されてる方で、一般就労が困難と判断された方が利用できる通所サービスです。

 将来的には一般就労へのステップアップを目的とした就労訓練施設の位置づけでもあります。

 

 2. 仕事を任せて大丈夫なの?

 職業指導員が同行し、作業が正確かつ安全にできるように指導しますので、安心してご利用頂けます。

 ただし、専門的な知識や技術が必要な作業や、体力が求められる作業の場合は限定されるケースもあります。どこまでの作業が可能か、詳細についてはご相談ください。 

  

 3. 実例1

 宅配・配送業務の委託

 BtoBのビジネスや社内便など、配送料が取れない場合には社員さんがその業務を担ったり、時には専属のアルバイトを雇用するケースがあると思います。

 現在委託を受けてる企業様も、以前は時給850円でアルバイトを雇用し社用車で配達をしていました。

 一日6時間程度ですが土曜日も営業している為、月の稼働日数は22日~24日あります。

 その為に掛かる人件費は約12万円。

 そこから燃料費や保険料、車輌の消耗品等のこざこざ経費が5万円超と、合計17万円程度掛かっていました。

 これを部分的にアウトソーシングしたことで経費を平均的には10万円程度に圧縮することに成功しました。

 そちらの社長様からは、

『人件費の高騰や、離職のリスクが軽減されて助かっている』と、

経費削減以外の効果も得られたとの事です。

 

 4.どんな仕事を任せて良いのか分かりません

 企業様から頂く声で一番多いのが

『ウチの会社の場合、何を任せたら良いのか分からない』というものです。

 

 確かにそうだと思います。 先述したように、これまで業務の一環として

『これは社員の仕事』

『これはパートさんの仕事』と振り分けられていて、それも含めて業務となっているため『して貰える仕事がない』と思われがちです。

しかし、ある内装業者さんからのアウトソーシングの案件は

『障子・ふすまの紙を剥がす』というものがあります。

 

この“剥がす”という作業も、これまでは職人さんが作業の工程の一つとして当たり前の様に行っていました。

しかし、貼る作業には技術が必要でも剥がす作業には技術は必要ありません。

 

そこで、我々が旅館・ホテルに品物を回収に行き、剥がして職人さんの工場に持ち込むというところまで請け負いました。

 

すると、取りに行く手間も省かれた為、作業効率が2倍以上になったのです。

 

この様な業務の切り出しをプロの視点から行います。

 

『ウチには無いかな~』と諦めず、一度ご相談下さい。

 

  5.企業にとって良いとこ取りができるのはなぜ?

 ここまで記事を読んで下さった方の次なる疑問は

 1.経費が削減できる

 2.欠員等のリスクが減る

 3.作業効率が上がる

 等々、『企業にとってはメリットばかりじゃない?』という事だと思います。

 

 確かに、ここまではメリットばかりを書かせて頂きました。

 しかし、中にはお請け出来ない案件もありますので、先ずはご相談頂きたいです。

 

 そして、何故企業さんにとってはメリットが多いかと言うと、これも先述の通り就労支援事業所は就労訓練の位置づけでもあるので、市町村からの給付金によって事業所が運営されています。

 したがって、訓練を受ける障害者の方々には様々な形での給与(工賃)の支給方法があるので、都道府県の定める最低賃金が必ずしも必要ではない場合があるのです。

 

 それと、職業指導員さんが同行する点も作業効率の向上に寄与しています。

 通常3人で作業を行う場合、当たり前に3人分の人件費が掛かります。

 しかし、就労支援事業所の場合、指導員の人件費は給付金で賄われるため、2名分の人件費で済むことになるのです。

 職業指導員さんは、利用者さんがスムーズかつ安全に作業ができる様に監督することが主な仕事になりますので、ガッツリ一人分とはなりませんが、効率アップには寄与するのです。

 

 6.障害者の方にもメリットあるの?

 低賃金で重労働。。。

 

 そんなイメージは持たれなくても大丈夫です(笑)

 

 障害者の方々は、一人一人の状況に応じて福祉サービスをそれぞれ受けています。

 

 その上で、一般就労に向けた訓練を行いながら収入を得られるというのは非常に重要な事で、様々な職種に触れられる事も大きなメリットの一つなのです。

 仕事量は指導員が調整しますし、我々も業務委託を頂く際には仕事量にも配慮しつつ、企業様へご提案をさせて頂いています。

 

 1.何から取り組めば良いのか教えて!!

 先ずは0977-76-8930

 までお電話下さい。

 

基本料金(企業規模による)+交通費 で、訪問コンサルティングを行います。

作業の切り出しが出来なかった場合は、基本料金は頂きませんのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

最後に

現在はCSR障害者雇用に課題を抱えていらっしゃる企業さんからのご相談が増えています。

これは、企業様が積極的に取り組まれる意識が高まっている事の表れだと実感しています。

と同時に『何から取り組めば良いか分からない』というお声を多数頂きます。

我々は、企業様の“困った”をサポート致しますので、先ずはお気軽にお問い合わせください。

皆様からのお電話を心よりお待ちしています。

 

0977-76-8930 

t.sugimoto.5553@gmail.com   担当 杉本

 

sic-social-innovation-company.webnode.jp

magokoro-sensya-beppu.webnode.jp