平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

経営コンサルタントについて余計な事を言ってみる

梅雨明け宣言

 

あれだけの水害をもたらした直後に梅雨明け宣言とは、何とも皮肉なものです。

 

そんならさっさと明けーやー!!って言いたくなる程の甚大な被害。。

 

今は、毎日の様に被害の様子が報道されていますが、そこだけでなく、現在は何が余っていて何が足りないのか、復興には何が必要なのか、その復興はどこまで進んでいるのかなど、報道機関にはつぶさに報道して欲しいものです。

 

本当に、本当に被害に遭われた方のご冥福と、一日も早い復興を祈らずにはいられません。

 

僕も、自分でできる事を探したいと思います。

 

 

 

MBAって何が凄いの??

 

 

海外(特にアメリカ)の大学でMBAを取得してるという、経営コンサルタントを多くお見掛けしますが、何が凄いのかがイマイチ良く分かっていません(笑)

 

 

 

ググってみると、MBAとはMaster of Business Administrationの略で、経営学修士号を意味するそうですが、1~2年掛けて必要な単位を取得する必要があるそうです。

 

 

特に海外では、著名な大学が各々で経営学修士課程を持っていて、その名称も様々な様です。

 

 

って事は、米国で取得したMBAと一口に言っても、IMTのMBAもあれば小さな私立大学のMBAもあるので、欧米至上主義の日本人は特に気を付けた方が良さそうです。

 

 

 

MBAの破壊力

 

 

 

とはいえ、専門的に経営を学んだMBA取得者への信頼は厚く、かのショーン・Kことショーン・マクアードル川上(本名:川上伸一郎)さんも、MBA取得を謳いイケメン経営コンサルタントとしてラジオや報道番組に引っ張りだこでした。

 

 

後に、彼の経歴詐称が問題となり、現在は姿を晦ましてしまいましたが、

お元気にしているのでしょうか。

 

 

それはそうと、彼の功績はMBAという学位を有名にしたことと、コンサルタントを怪しい職業にしたことではないでしょうか。

 

 

僕も、今では経営コンサルタントという響きに敏感になっている一人です。

 

 

実務経験に勝る学位無し

 

 

ショーン・Kさんが広めてくれた経営コンサルタントですが、今では日本にも多数存在し、コンサルタント会社に勤務してその手腕を発揮されているそうですが、そこで気になるのがその実績です。

 

 

大半のコンサルタントが自分で会社を経営したことが無い方があまりにも多い事に驚かされます。

 

 

 

折角、経営学を専門的に学んでおきながら、実務で生かすことなく机上の空論で終わらせてやしないかと。

 

 

出来上がった資料をみて、あーだこーだ言うのは誰でもできますし、寧ろ僕も得意です。

 

 

しかし、起業や経営は、全くのゼロベースからのスタートです。

 

 

その生みの苦しみを知ってこそ、本当のコンサルタントができるのではないでしょうか。

 

 

 

でなければ、MBAを取得する際に学んだことを伝書鳩の様に伝えてるだけで、多額の報酬を払っていても、その成果が保証された訳でもありません。

 

 

 

実際には、超優秀なコンサルタントも存在していて、そのお陰で会社の売り上げが1.5倍以上に伸びたという話もよく聞きます。

 

 

 

しかし、その反面で、コンサルタントが抜けて2年も持たなかったという事例も聞きます。

 

 

 

これは、何が問題でそうなるのでしょうか。

 

 

 

答えは簡単で、根本的な解決をしていないからに他なりません。

 

 

 

こうすれば上手くいくという方程式がいくつか存在し、コンサルに入った企業がどれに当てはまるかを検討し、実行すれば目先の売り上げは上がるでしょう。

 

何せ、彼らはその方程式を幾つも学んでいますから。

 

 

 

しかし、経営とはそんな単純なものではありません。

 

必ず、そこで働く人の心があり、その人の心が会社を動かしているのです。

 

 

 

その部分のコンサルを行わずに、小手先の方程式を当てはめても絶対に長くは続きません。

 

 

 

それは、僕がこの8年の経営者生活の中で学んだ一番の方程式なのかもしれません。

 

 

人は何故、ショーン・K を信じたのか。

 

 

彼は、セルフブランディングが非常に上手かったんだと思います。

 

 

セルフコンサルティングとも言えるかも知れません。

 

あの濃ゆい顔に合わせた爽やかな髭。

 

短く切り揃えられた清潔感のあるヘアスタイルに、指先にまで行き届いた手入れがフルタチさんのハートをガッチリ掴んだのでしょう。

 

僕も、ショーン・Kのファッションセンスには、嫉妬を覚えました。

 

 

紺のスーツに白いシャツ、袖口にはカフリンクス

 

 

彼の風貌から、彼を疑う人は皆無だったと思います。

 

 

 

それこそセルフブランディングです。

 

お笑い芸人さんもよく言っていますが、

 

「笑われるのではなく、笑わせている」と同じで

 

「どう見られるかではなく、どう見せているか」

 

受動的な行動と、能動的な行動のギリギリの境目だと思います。

 

 

❝笑われる、見られる❞ のではなく

❝笑わせる、見せる❞

 

この違いって大きいと思いませんか?

 

現在のところ、ウチの会社に経営コンサルタントは必要ないと思っています。

 

しかし、この先どうなるかは分かりません。

 

なので、

 

 

 

 

ショーン・Kさん、給料安いけどウチの会社に来ませんかーーーーー!!