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とはいかないのが現実。。。
しかしここは「それはそれ!これはこれ!!」と割り切っていきたいと思います。
さてさて、今回のお題は借金です。
そして、テーマになってる「借金は財産!!」は、僕の母親が15年に渡って居酒屋を経営した経験から得た格言です。
格言とは言っても、聞き方によっては良薬になりますが、
表裏一体と申しますか、
捉え方を一歩間違えてしまうと猛毒にもなるという
非常に危険な劇薬でして、
取り扱い注意の上、ここでは僕の実体験に基づいて良薬にしていこうと思います。
さて、皆さんは借金に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか??
恐らくですが
「しなくて済むならしない方が良い!」
「利息が勿体ないから車も現金で買う方が賢い!」
「ニコニコ現金払いが俺のポリシーだ!!」
という方も少なくないと思います。
この考えは、個人での借金では手堅くてOKだと思います。
もちろん、借金返済の観点からも借金は少ないに越した事はありません。
しかし、 “会社(経営者)の借金” となれば話は別です。
毎年毎年右肩上がりの業績で年商が数十億あり、経常利益も数億円あってキャッシュが潤沢だ!! という会社であれば話は別ですが、一般的な中小企業であれば、数千万円の設備投資をキャッシュで!! なんて話はまれです。
となると、頼るべき存在は銀行さんです。
しかしここで、「ウチは無借金経営がウリだ!!」なんて豪語してる会社に、銀行さんがほいほいお金を貸してくれるでしょうか??
それはなぜかと言うと、銀行さんは貸したお金の利息で儲かる商売だからです。
要するに、預けるだけの人(会社)は利息を払う対象なので極端な話、
お客さんじゃないんです。
利息を払ってくれる人(会社)こそが本当のお客さんなんです。
先ほども述べましたが、数千万円をキャッシュでポン!と払えちゃう会社は別として、基本的に大きな買い物をする時には銀行さんにお世話になるしかないんです。
「借金してまでせんでいい!!」
なんて言っちゃう経営者は、正直無能だと思います。
それは “現場を知らない” “時が読めない” 名ばかり経営者の典型事例です。
たいむいずまねー。
ですよ。
未だに手で弾くパチンコ台のみを置いてるパチンコ店はありません。
要するに時代じゃないんです。
ここでの経営判断は二つ。
一つはパチンコ店を畳む。
そしてもう一つは借金をしてでも全台を入れ替える。
この選択肢の未来は明白です。
前者は、今後利益を一切生まない。
後者は、今後も利益を生み続ける可能性がある。
ここで言いたいのは、どっちの判断が正しいかではなく(何故ならばどちらも正しいから)、後者を取る可能性があるなら銀行さんと日頃から良いお付き合いをしておきましょうよ!! という事。
日本国内の99%は零細中小企業なんですから、99%の企業はお付き合いを大切にするべきだということです。
では、ここからは先述した良い借金と悪い借金について書いていきます。
簡潔に言うと
悪い借金とはズバリ「お金を生まない借金」で
良い借金とは「お金を生む為の借金」です。
何も、借金する理由は “苦しいから” だけではありません。
超ポジティブに “これからもっと儲けるんや!” 借金だってあるんです。
これなんですよ。この “これからもっと儲けるんや!” 借金をしたい時には、日頃の “お付き合い” が重要なんです。
なのに、大して儲かってもないのに、“無借金経営ブランド” に飲み込まれてる経営者が多すぎる事を憂いてます。
当座をしのぐ為の借金でも、その先の発展計画があれば良い借金なんです。
借りても返せば信用が付きます。信用が付けば、その先にもっと大きな借金(投資)ができます。
これこそが、「借金は財産」なのです。
銀行さんの本音としては、儲かってない会社(返済が滞りそうな会社)にはお金は貸したくないんです。
そして、銀行さんの本音としては、業績が良く堅実に返してくれる人(会社)に貸したいんです。
しかし、野暮な社長さんは業績の見通しが悪くなってから借金しようとするんです。
逆に、敏腕な社長さんは業績が良い時にお付き合いでも借金するんです。
どうでしょう?これが「借金は財産」の意味です。
という事で、ウチも見通しが悪くなってきたので、お金を借りたいと思います。
どこか貸してーーーーーーーーーー!!